チョ・グク氏の義兄が所属する海運会社が、国連制裁決議に違反して、北朝鮮からベトナムへの石炭密輸を行なっていたことがわかった。
日本語訳されていない朝鮮日報の報道に基づいて、元日本共産党幹部の篠原常一郎氏が、自身のYouTubeチャンネルで公表した。
この密輸はかなり悪質で、船籍を一時的に中国のものに付け替え、船の名前や登録番号を変えて偽装したこともわかっている。
海難救助の際に必要となる、船舶識別信号装置(GPS装置)を船から外していた。
北朝鮮に寄港した船舶は、寄港後1年間は韓国内に入港してはならないという法律が韓国にはあるが、これも完全に破っていたことになる。
この密輸が行われたのは2017年の6月〜8月で、チョ・グク氏が民情首席秘書官として政権中枢にすでに入っていた時期のことだ。
この事実はアメリカの海外向け放送のVOAがハングル放送で暴露した。偵察衛星が把握した内容を、アメリカが意図的にリークしているものと思われる。
韓国の保守系野党の自由韓国党が国会で追及することとなった。
なお、韓国内で報道されているこの報道を、日本のマスコミ各社はなぜか報道していない。日本のマスコミの闇を改めて感じさせる。
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