人権・民主主義

「議事堂襲撃事件」にFBIが関与か? タッカー・カールソンが報道!(朝香 豊)


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フォックスニュースのタッカー・カールソンは「リボルバー・ニュース」の調査報道をもとに、1月6日の「議事堂襲撃事件」について大きな疑問を提出した。FBIがこの「議事堂襲撃事件」に関与していたのではないかというのである。

「リボルバー・ニュース」は「議事堂襲撃事件」で起訴された人たちに関する訴状を詳しく調査した結果として、奇妙なことに気がついた。この事件に関わりながら起訴されていない人たちの方が悪質なのではないかと思われるというのである。

「議事堂襲撃事件」ではアシュリー・バビットさんが射殺された。この射殺シーンを覚えている人も多いだろう。拳銃を放った「警官」は通路に設置されたドアの反対側にいて、しかもそのドア部分には机などでバリケードが築かれていて通れないようになっていた。「警官」の側には差し迫った危険性はまるでないのに、バビットさんは銃を撃たれた。あの場面での銃撃は過剰防衛にすら該当せず、極めて悪質な殺人である。だが、バビットさんを撃った「警官」は未だに誰であるかが明らかにされていない。すなわち起訴もされていないのである。

この例が代表するように、この日に議事堂内部にいた警察官の多くの身元は未だに隠されたままである。そして訴状を見ると、「未起訴の共犯者」の存在が浮かび上がってくるのである。

例えば「未起訴の共犯者」の一人は、訴状には「人物2」としか書かれていない。「人物2」は民兵組織の「オースキーパーズ」に属するトーマス・コールドウェルと同じホテルの部屋に宿泊し、一緒に議事堂を「襲撃」している。そしてコールドウェルはこの「人物2」から「人物3」と呼ばれる人物が「即応部隊」を率いて参加すると聞かされていた。

「人物2」や「人物3」が誰であるのかについて政府側は把握しているが、起訴していない。これは「人物2」や「人物3」がFBIのために行動していたことを示している。そして彼らはこの「議事堂襲撃事件」のまとめ役の役割を果たしていた。そしてこうした共犯者は20名以上いることがわかっている。

「人物2」や「人物3」は「議事堂襲撃事件」についての情報を、インテリジェンス機関やFBIに報告して、同事件の発生を阻止するためにどうして動かなかったのだろうか。

「議事堂襲撃事件」には、バリケードを突破して議事堂内部に人々が容易に入り込めるように実行した人たちと、容易に入れるようになった議事堂の中に観光客のように入り込んだ人たちがいた。そして今逮捕・拘束されているのは、なぜか後者の観光客のように入り込んだ人たちばかりなのだ。

問題にすべきは、こうした人たちよりも遥かに悪質な前者の側に属する「人物2」や「人物3」などのはずだが、彼らはFBIの工作員であったと見られるわけだ。

さて、上院の国土安全保障・規則委員会による5ヶ月にわたる調査によって、「議事堂襲撃事件」には連邦のインテリジェンス機関が当日暴力沙汰が発生する危険について警告せず、ワシントンDC警察をはじめとする警察機構が当日に備えた計画・準備を行なっていなかったことが浮き彫りにされた。

こうなると、FBIをはじめとする連邦機関がこの「議事堂襲撃事件」を仕組んだとの疑いを持たざるをえない。しかも、議事堂の中に観光客のように入り込んだ人たちはアメリカ国民である。こうしたアメリカ国民を陥れるためにFBIは謀略をかましたということになる。

このことは「反トランプは常に正義」だということを示している。「反トランプは常に正義」であるから、行政のトップがトランプだったとしてもそれに従う必要はない…そういう前提がアメリカを覆っていた。このことの持つおぞましい意味を、我々は噛みしめる必要がある。
 
 
 
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タッカー・カールソンの画像
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