経済

原油WTI先物が一時マイナス40ドルに! 壊れる世界経済!(朝香 豊)


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原油WTI先物(5月物)の価格が、一時マイナス40ドルを超えるという、恐るべき暴落が起きた。

1バーレルの原油を「買う」と、40ドルもらえることになったというわけだ。

これを「買う」と表現してよいのだろうか。

5月物の取引は21日で終了し、最終的に購入するということになると、原油を引き取らなければならなくなる。

このところの原油の安値で、在庫の保管スペースが埋まってきており、安値になったから必ず買い手が現れるという状況ではなくなっているからだ。

原由を引き取る気のない参加者は何としてでも取引終了前に売らなければならないという事情があって、異常な価格が登場した。

世界的な需要の減少がいかに大きなものかを、如実に示す結果になった。

世界経済がどれほど壊れているか、産油国をはじめとする資源国の経済に、今のコロナショックがどれほどのダメージを与えているかを想像しておきたい。

まだ反対売買の機会の多い6月物以降は、大きな値崩れは起きていないが、今後も原油価格が低迷するのは確実だろう。

トランプ大統領は戦略石油備蓄を7500万バーレル積み増す方針を示しているが、世界の原油産出量の1日分にもならないため、大きな影響はないだろう。

日本もこの機会に戦略備蓄を思い切って進められないものかとも思う。

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