アメリカの税関国境警備局の局長であるマーク・モーガン氏が、国境の壁が「ギャングのメンバー、殺人犯、性的虐待者、麻薬」のアメリカへの流入を阻止するのに役立つとツイートしたところ、このツイートがヘイトだとして、彼のアカウントが一時的に停止された。
これに対してモーガン氏は、ツイッター社は「反アメリカ的だ」と非難した。
ところで、ツイッター社のジャック・ドーシーCEOは、先日呼ばれた上院の公聴会で、イランの最高指導者ハメネイ師が「イスラエルに死を」と求めるツイートがヘイトの規則違反には当たらないという見解を示していた。
モーガン氏はこうしたハメネイ師のツイートはヘイトには当たらないとしつつ、モーガン氏のツイートはヘイトに当たると考えるツイッター社の見解を馬鹿げていると一蹴した。
ツイッター社の主張を認めれば、ツイッター社が何を発言してよいのか、いけないのかを決める裁判官となり、陪審員となり、処刑人となることを許すことになる。
本来投稿者が思い思いに綴る言論を載せて交流の機会を用意するだけの、単なるプラットフォーム企業であるはずのツイッター社に、どうしてそんな権限が付与されるのか。
国境管理の仕事をやる中でモーガン氏がプロとして判断したことは「ヘイト」に当たるのか。
そんなことを決めつけて削除する権限がどうしてツイッター社にあるのか。
モーガン氏がフォックス・ニュースに登場して怒りを表明したのは、当然である。
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ネタ元のFOX NEWSの記事
https://www.foxnews.com/media/twitter-suspend-immigration-border-ceo-mark-morgan
FOX NEWSからの引用画像(マーク・モーガン氏)
https://cf-images.us-east-1.prod.boltdns.net/v1/static/694940094001/d92f23cd-9652-45a8-8184-61b8f53affda/7656452b-4c03-4935-b033-98eda2679b25/1280×720/match/image.jpg
CNBCからの引用画像(ジャック・ドーシー氏)
https://image.cnbcfm.com/api/v1/image/105621765-1544564750403gettyimages-826429944.jpeg?v=1594395340
YouTubeのサムネイルからの引用画像(FOXニュースに登場するマーク・モーガン氏)
https://i.ytimg.com/vi/DksTjiSknpo/maxresdefault.jpg
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