アメリカ大統領選挙をめぐる不正については、民主党のサンダース支持者の中からも告発が出ている。
その中には驚くべき手口のものもある。
まず1つ目は、郵便投票用紙の偽造と郵便局労働組合の連携である。共和党が強い地域で郵便投票用紙を請求者の自宅に送る際には、郵便局員が一旦その郵便物を自宅に持ち帰り、蒸気を当てて開封して中身をニセモノと入れ替えることをやっていた。事情を理解していない有権者は、その結果、送られてきたニセの投票用紙を使うことになり、その投票が無効化されることになる。その上で正規の投票用紙と返信用封筒を郵便局員が入手し、これでなりすましの投票を行うことができるというわけだ。
2つ目は介護施設などで高齢者に投票を勧める手法だ。当然ながら「代筆」を行ったりもする。これはテキサス州で逮捕者も出たことで知られる。
3つ目は買収である。たとえばホームレスの収容所であれば、簡単に票を買うことができる。今回の選挙では1票200ドルが相場だったようだが、ごねて250ドルに釣り上げて成功した人が自慢をしたため、買収がかなり行き渡っていることが発覚した。
4つ目はなりすましだ。驚くべきことだが、州によっては投票所にでかけていっても、有権者の身分を確認する必要のないところもあるという。その中には今大いに揺れているペンシルベニア州もある。さらに過去の選挙で投票に行った形跡のない登録有権者の情報が公開されていて、その有権者になりすますことは実に簡単なのだという。
5つ目はトランプ支持が強い地区の郵便投票は開票会場に届けないようにして捨てるというものだ。
さて、それぞれの不正が行われても全体の票数への影響は小さいというバイデン擁護論が出ていたりするが、小さいものを組み合わせて大きい結果を作っていることを理解すべきだ。それが信じられない高さの投票率になったり、信じられないレベルのバイデン側への票の偏りになったりしている。
実際インド系アメリカ人の統計学者のシバ・アヤドゥライ博士は、ミシガン州の有権者登録者数の多い上位4つの郡を調べてみて、その3つにおいてデータ分布に異常が見られ、改ざんされた可能性が高いとの分析を発表している。こういう声を無視することが果たして正しいことなのか。
そもそも様々な不正を組み合わせて実行している側が大統領にふさわしく、不正を摘発して正さなければならないと主張している側が「往生際が悪い」と避難を浴びる構図は、どう考えてもおかしいだろう。
私はトランプ大統領を最後まで応援する。
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