安全保障

文政権の説明破綻! 問題の咸朴島の帰属を巡って (朝香 豊)

仁川空港から西にわずか45キロしか行っていないところに咸朴島という無人島だった島がある。ここに北朝鮮が最近軍事基地を作っていることがわかった。

これに対して文政権は、「咸朴島は停戦協定直後からずっと北朝鮮の管轄地域だった」と説明し、問題ないという姿勢を示してきた。

ところが、盧武鉉、李明博政権時代には、山林庁や韓国海洋水産部が咸朴島の実態調査を行っていたことが国会で追及される事態になった。

2004年12月発行の「仁川広域市島嶼現況」の無人島リストによると、咸朴島は山林庁が所有しており、部隊も駐留しているとしていた。

山林庁は2005年5月に咸朴島の調査を行い、「島嶼地域の国有財産実態調査」と題された報告書を作成していた。海洋水産部も2010年「咸朴島実態調査報告書」をまとめていた。韓国軍によって軍事施設保護区域に指定されていることから、「韓国軍によって接近が許可されなかったので調査はできなかった」との記述もされていた。

そもそも1965年に、この島では韓国の漁民が同島に出漁して北朝鮮に拉致される事件が起こり、当時は島は大韓民国の領土だとして、北朝鮮に抗議していたのだ。

つまり、文政権になってから韓国軍が咸朴島への監視をなぜかなくして、北朝鮮がここを軍事基地化するのを事実上黙認してきた疑いが強くなってきたわけだ。

チョ・グク疑惑に加えて、この咸朴島の件でも、文在寅政権は追い詰められることになった。

これに関連する朝鮮日報の記事

これに関するWipipediaの記事

※ 日本再興のために、以下のバナーをポチッとしていただけると助かります。

無料メルマガ

最新情報やプレゼント特典などをメール配信しています!メルマガでのみ公開しているネタあり!今すぐ無料登録しましょう!

ピックアップ記事

  1. ウクライナ機は撃墜か! イラン危機!(朝香 豊)
  2. ファイザーワクチンが南ア変異株に弱いだって? リアルデータから検証しよう!(朝香…
  3. 非常事態宣言の1ヶ月延長! ありえない! (朝香 豊)
  4. 被害者ヅラする加害者を許すな! 元朝日新聞記者 植村隆氏を擁護する映画の製作が進…
  5. 北朝鮮漁船と水産庁船の衝突 ようやく映像公開へ! 日本政府の対応には不信感がいっ…

関連記事

  1. 安全保障

    イランのコッズ部隊の司令官暗殺で、日本を無視! アメリカ!(朝香 豊)

    人気ブログランキングへのご協力をよろしくお願いします!米軍…

  2. 安全保障

    なぜ日本は参加しない! ミャンマー国軍非難声明!(朝香 豊)

    人気ブログランキングへのご協力をよろしくお願いします!在ミ…

  3. 安全保障

    中国の8割以上の会社のN95マスクの販売を禁止! 米トランプ政権!(朝香 豊)

    人気ブログランキングへのご協力をよろしくお願いします!低品…

  4. 安全保障

    英はファーウェイ5G参入を見直しか? コロナ情報隠蔽で!(朝香 豊)

    人気ブログランキングへのご協力をよろしくお願いします!中国…

  5. 安全保障

    日本政府は中国のダンピングを止めるべき! 中国製EVバスの危険!(朝香 豊)

    人気ブログランキングへのご協力をよろしくお願いします!…

  6. 安全保障

    中国がコロナのアメリカ流出説で反転攻勢! 実は追い詰められている中国!(朝香 豊)

    人気ブログランキングへのご協力をよろしくお願いします!中国…

無料メルマガ

おすすめ記事

アーカイブ

  1. 未分類

    イタリアから大統領選に介入した? イタリア連邦裁判所で証言!(朝香 豊)
  2. 外交

    中国の巨額援助の約束の多くは履行されていない! 台湾主張!(朝香 豊)
  3. 経済

    「歴史的合意」」なのに、石油価格は低迷を続ける! 壊れる世界経済!(朝香 豊)
  4. 安全保障

    中国企業がなぜか落札! カナダ大使館のセキュリティーシステム!(朝香 豊)
  5. 人権・民主主義

    フェイスブックは特定の方向性のみを支持! ザッカーバーグが認める!(朝香 豊)
PAGE TOP