2月10日段階の北朝鮮の公式発表では、北朝鮮国内の新型コロナウイルスの感染者はゼロとなっているが、1月末にはすでに死者が発生しているとの話が出てきた。
中国に留学していた20代の学生が感染源となり、ここから40代の男性と50代の女性にも感染し、この3人が亡くなったというのである。
このうち、50代の女性は死亡診断書では「急性肺炎」とされていて、火葬や埋葬などを遺族の手では行えず、遺体焼却後に遺族に骨壷を渡されただけだったために、遺族は新型肺炎が原因ではないかと疑っているようだ。
彼ら3名が隔離されたのは、結核治療を専門的に行う第3人民病院だとされ、他にも18名が隔離治療を受けているが、「感染が疑われる患者」に分類されているという。
金正恩氏の緊急命令を受けて、北朝鮮軍は冬季訓練を全面中止したとの話が、韓国内の一部で報じられているという。
真偽の程は全くわからないが、新型コロナ感染が北朝鮮内でも起こり、それなりの広がりを持っているとすれば、体制崩壊につながる危険な状態にあることになる。
公式的には感染者がいないとされていることから、市場を通じた人々の交わりを断つこともできないだろう。
栄養状態が悪く、衛生環境も決していいとは言えない北朝鮮では、武漢以上の広がりを持つ可能性もありえるだろう。
なお、中国に隣接する新義州や義州で、原因不明の高熱で死者が出たとの話もあるようだ。
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