安全保障

新型コロナウイルス はやはり人為か? ケンブリッジ大学の論文集に掲載!(朝香 豊)


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ロンドン大学のダルグレイシュ教授とノルウェーのウイルス学者のソレンセン氏の共同研究によると、新型コロナウイルスは自然に進化したものではなく、中国の研究所で作られたキメラ(異種の遺伝情報を持つものを人為的に合体させたもの)であるとのことだ。

ウイルスの持つスパイクタンパク質(表面上の突起を形成するタンパク質)には、人為的に組み込まれた部分がある。

人に感染するようになってからウイルスこの部分がほとんど変異していないとし、これは実験室で人間の生物学的特徴にすでに完全に適合していたことを示唆するものだという。

ソレンセン氏はノルウェーの通信社に対して、こうした特質は種の壁を超えるウイルス(感染できる宿主の乗り換えができるウイルス)には極めて珍しいと述べた。

ソレンセン氏はさらに、このウイルスにはSARSとは大いに異なっていて、自然界では見つかっていない性質もあるとした。

ソレンセン氏は中国で行われている「機能獲得研究」とこのウイルスが関係していると考えている。

「機能獲得研究」の目的は、人工的に伝染力を高めて科学実験を迅速に繰り返すのを容易にすることにある。

ソレンセン氏は、感染の初期段階では中国の研究者たちはウイルスの改変部分について議論していたが、ここ数ヶ月はそういうことが行われていないのは、中国政府がこの話題に関する議論を封殺しているのではないかと考えている。

人為的な遺伝子配列についておおやけにすべきではなかったのだが、初期段階でそれを許してしまったのは中国側の手痛いミスだ。最初にこの点について指摘していたのは中国の研究者だと、ソレンセン氏は言う。

MI6の長官だったデアラブ卿は、この研究論文に触れて、こうした発見は人への感染の広がりが中国の研究室からのウイルスの漏洩から始まったことを示唆するものだと語った。

このことは、中国はこの責任を取るのかどうか、中国は補償をすべきかどうかという問題を惹起すると、氏は語っている。

「バット・ウーマン」として知られる武漢ウイルス研究所の石正麗氏が率いるチームは、早くも2007年段階で「キメラ構築」を行っていて、最近では2017年にも行っている。

彼女はスパイクタンパク質の遺伝子配列データ、感染力のあるクローン技術、体内及び体外での感染実験を、SARSコロナウイルス上で利用することについて、2019年に論文に記している。

なお、このダルグレイシュ教授とソレンセン氏の共同研究はケンブリッジ大学の”QRB Discovery”誌に掲載されている。

*すみません。ケンブリッジ大学の”QRB Discovery”誌にこの論文が見つからないとの指摘を受け、調べて見たところ、批判が多くて撤回されていたことがわかりました。申し訳ありません* 

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