カナダの最大野党の保守党のヌゴ上院議員とホウサコス上院議員は、マグニツキー法(人権侵害者処罰法)に基づき、中国と香港で起きた人権侵害に関与した中国当局者を制裁するよう、政府に求める上院の動議を提出した。
同じ保守党のアトラジャン上院議員も、違法な海外臓器移植を防止する法案を再提出した。
この法案は前回の提出時に上下両院で満場一致で可決していたが、両院で内容に若干の相違があったために、内容を修正して再提出したものだ。
なので、この法案は今国会で通過するのは間違いないだろう。
また、保守党が提案した、トルドー政権の対中政策を検証するための特別委員会の設置が、上院議会で承認された。
なお、中国の駐カナダ大使は、一連の議案が採択されれば、カナダに対して「確かな対抗策を取る」と脅している。
これに対してホウサコス上院議員は「私たちはG7の国であり、経済的・政治的影響力もある。トルドー首相は立ち上がり、カナダの価値を擁護する時だ」と述べた。
また、ヌゴ上院議員も、中国は貿易の中断をほのめかし、まるで「いじめっ子」の振る舞いだが、カナダ政府が法の支配と人権のために姿勢を示すことが重要であると述べた。
中国は「格下」だと見ている国に対しては非常に強圧的な態度に出るが、こういう脅しが効かない国が増えていることに、まだ気づいていないようだ。
さて、この動きに我が国も続くべきではないのか。
政府だけでなく、国会議員も頑張ってくれ。
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ネタ元となる大紀元時報の記事
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画像はCTV Newsの記事
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