アメリカのコーネル大学では、コーネル大学と北京大学の共同学位プログラム計画が持ち上がっていたが、学生会に続き教授会(Faculty Senate)においても、これが否決された。
コーネル大学がこの計画を実現すると中国側から100万ドル受け取れることになっていたが、中国が国内で進めているウイグルなどでの人権侵害やキリスト教の迫害のことを考えた場合、またアメリカの学術界に中国が影響力を広げていることに米国務省が警告を発している中では、中国の国立大学とパートナーシップを結ぶことは適切ではないと判断した。最終的には学長の判断に委ねられることになるようだが、アメリカの国内の空気感からして、同プログラムについて否定する可能性が高いと思われる。
コーネル大学はアイビーリーグと呼ばれる名門大学のうちの1つであり、全米の大学に対して与える影響は大きい。コーネル大学は今回の共同学位プログラム計画以外にも中国の大学との様々な関係があるわけだが、これらの見直しも迫られることになりそうだ。
全米の大学に同様の流れが生まれる道筋ができたといえるだろう。
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cornellsun.comの記事
https://cornellsun.com/2021/04/02/faculty-senate-opposes-proposed-partnership-with-peking-university/
www.thecornellreview.orgの記事
https://www.thecornellreview.org/concerns-raised-as-cornell-considers-dual-degree-program-with-chinas-peking-university/
コーネル大学の画像
https://www.insidehighered.com/sites/default/server_files/media/iStock-1173931990.jpg
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