安全保障

コロナは急激に弱毒化しているのでは? CDC統計から考える!(朝香 豊)


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アメリカで新型コロナウイルスの感染拡大になかなか歯止めがかかっていないのは、報道されている通りだ。

アメリカでは1日当たりの感染者数が6万人を超え、1週間で40万人程度の新規感染者(発覚者)がカウントされている。

そしてこれによってひどく危機感ばかりが植え付けられている。

だが、新型コロナウイルスでの死者数が、実は感染拡大と反比例するかのように急減していることは、実は全くと言っていいほど報道されていない。

アメリカのCDC(疾病予防管理センター)が発表している統計によると、4月18日までの1週間の間に新型コロナウイルスで亡くなったアメリカ在住の人の数は16877人でピークに達したが、これが直近の7月4日までの1週間になると230人にまで減っている。

データの更新が7月9日となっているので、まだこの段階でCDCの統計に反映されていない数字も多いのだろうとは思うが、それにしても相当に少ないとは言えないだろうか。

なお、この230人という数字がそのまま信用に足る数字ではないことは、自分は一応自覚している。

というのは、アメリカでの1週間の通常期の総死者数は50000人から60000人と思われるのに、この1週間の総死者数は16389人しかまだカウントされていないからである。

つまり総死者数自体が本来の30%程度に止まっているので、新型コロナウイルスでの死者数も相当に大きく漏れがあると思われるのだ。

気づいてもらいたいのは、新型コロナウイルスで亡くなる人の割合が激減しているところだ。

ピーク時だった4月18日までの1週間の全死亡者数の中の新型コロナウイルスでの死者数の割合は22.2%(コロナ死者数16877/総死者数75929)だったのだが、これが直近の7月4日までの1週間では1.4%(コロナ死者数230/総死者数16389)になっているのである。

別の統計(COVID Tracking Project)に基づくと、アメリカでの現在の直近の1週間の新型コロナウイルスでの死者数は4000人程度と計算できるので、仮に1週間の総死者数が60000人だと仮定した場合には、割合は6.7%となる。

1.4%と比べれるとずっと大きな数字にはなるが、それでも一時の22.2%と比べると、全死亡者数の中の新型コロナウイルスでの死者数の割合は1/3程度になっていることがわかる。

さて、一般的にウイルスは、人への感染を繰り返していく中で、だんだん弱毒化していくとされる。

新型コロナウイルスはこの方向での変異が私たちが思っているよりもずっと急激で、警戒レベルはどんどん下がっているのではないか。

日本でも最近は感染者数が再び急増しているが、重傷者や死者が増えていないのは、この弱毒化も関係しているのではないだろうか。

私の仮説に問題があるようであれば、ぜひご指摘いただきたい。

なお、参考例としてBBCの記事のリンクも付けておいた。

BBCの記事本文では、死者数がどんどん下がっていることは正当に取り扱っていないが、記事内に掲載されている感染者数と死亡者数の2つのグラフを素直に見比べてもらいたいのだ。

感染者数が増える一方で、死亡者数はどんどん下がる傾向にあることが見えるだろう。
 
 

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https://www.cdc.gov/nchs/nvss/vsrr/COVID19/index.htm
これのネタ元の COVID Tracking Projectの統計
https://covidtracking.com/data/us-daily
これのネタ元のBBCの報道
https://www.bbc.com/japanese/53344021

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