ドゥテルテ大統領が麻薬撲滅のために強権を発動しているフィリピンでは、刑務所が超過密状態になっていることで知られる。
このフィリピンにも新型コロナウイルスが広がっており、ケソン市刑務所で看守9人と収監者9人の合計18人に陽性反応が出た。
収監者は隔離され、看守は自宅にとどまることになった。
収監者9人に感染者が見つかったということは、この過密スペースの中に潜在的な感染者がまだまだいて、ほどなく全員が感染することになることを意味する。
この環境では、手洗いやうがいによって感染を予防することなど、全く期待できないだろう。
人権団体は、感染リスクを下げるため、部分的にでも収容者を釈放するように要求している。
だが、フィリピン政府は発病者のみ隔離するだけで、それ以上特別なことはしないという判断でいるようだ。
ドゥテルテ大統領は「不要不急以外の外出を止めて、自宅に留まるよう重ねて警告する」「不要な外出をする者は厳しく取り締まる」「抵抗すれば軍や警察が射殺を含め制圧する」と、相変わらずのこわもてぶりを発揮しているが、「新型コロナ撲滅のため、感染疑いのある患者の検査と治療を無償で、全ての国民に与える」とも述べている。
人権団体の言うことなどお構いなしに、ブレない姿勢を貫いていることに、フィリピン国民の信頼は厚い。
不謹慎だと批判されそうだが、刑務所の感染状況が最終的にどのような結果を生むことになるのかは、注目するに値すると考える。
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