安全保障

新型コロナで飢餓人口が倍増へ! 「世界食糧計画」が警告!(朝香 豊)


人気ブログランキングへのご協力をよろしくお願いします!

新型コロナウイルスのパンデミックが世界経済を麻痺させている中で、世界食糧計画(WFP)のビーズリー事務局長は「紛争で傷ついている国々では女性や子どもを含む大勢の市民が、飢えの淵へと追い込まれている。飢餓は非常に現実的な懸念であり、危険な可能性だ」、「われわれは飢餓パンデミックの危機に瀕している」と述べた。

世界中で都市封鎖が行われ、経済活動が大きく制限される中で、この被害は経済的に弱い国でより厳しい状況が展開されることになる。

外貨を獲得する手段を観光・資源輸出・国外への出稼ぎ労働・海外送金などに依存している国では、直接的影響をもろに被ることになるのは、容易に理解できるだろう。

したがって、国家発展のために多額の債務を抱えている国には、この問題は極めて重大だ。

債務の減免がなければ、元本返済や利払いができないどころか、さらに債務を増やさなければならない立場になってしまうからだ。

そうした国は、一般に国内の医療制度も発達しておらず、失業保険などのセーフティーネットも貧弱だ。

また、都市封鎖によって労働者が出勤できなくなり、食料のサプライチェーンのみならず、肥料などの食糧生産に関わるサプライチェーンまでもが崩れている。

この結果、作付け・栽培・収穫・輸送のいずれもが高いダメージを受けることになり、全世界で人々が口にできる食料品の量は、今年はかなりの落ち込みを見せることが容易に予測できる。

現在慢性的な栄養不足に陥っている世界人口は8億人で、そのうち特に深刻な飢餓に直面している人の数は1億3500万人とされているが、WFPは今年はこれが2億6500万人にまで、ほぼ倍増すると予測している。

私たちはこの問題にどう体処すべきなのだろうか。

※ 日本再興のために、以下のバナーをポチッとしていただけると助かります。


人気ブログランキングへのご協力をよろしくお願いします!

これのネタ元のAFPBBの記事
https://www.afpbb.com/articles/-/3279714
画像はPixabayから
https://pixabay.com/ja/photos/人-ホームレス-男性-貧困-1550501/

無料メルマガ

最新情報やプレゼント特典などをメール配信しています!メルマガでのみ公開しているネタあり!今すぐ無料登録しましょう!

ピックアップ記事

  1. TSMCの日本投資は大きなチャンス! 反対論者は日台離反工作に乗せられていないか…
  2. 中国は悪辣な独裁政権で自由国家に敵対的! 米政権が激しく非難!(朝香 豊)
  3. 笑えないレベルにまで向上した北朝鮮のミサイルシステム
  4. サウジへの攻撃はハメネイ師の指示か! 私の見立て (朝香 豊)
  5. ソ連は欧州を解放した! 今なお時代錯誤な朝日新聞!(朝香 豊)

関連記事

  1. 人権・民主主義

    米議会は超党派で中国に圧力をかけ、香港を守る意思を明確にした!

    さすが、アメリカ!米議会は、香港情勢に関し、超党派…

  2. 安全保障

    ウイルスは10月に武漢P4実験室から漏洩か? 携帯使用記録が示唆!(朝香 豊)

    人気ブログランキングへのご協力をよろしくお願いします!米N…

  3. 安全保障

    米インテリジェンスはウイルス人工説を否定! (朝香 豊)

    人気ブログランキングへのご協力をよろしくお願いします!正直…

  4. 安全保障

    「クリーン・ネットワーク」で中国排除! ポンペオ米国務長官!(朝香 豊)

    人気ブログランキングへのご協力をよろしくお願いします!…

  5. 人権・民主主義

    拉致被害者だけではない! 北朝鮮「帰国事業」の被害者も取り返せ!(朝香 豊)

    人気ブログランキングでの応援、よろしくお願いします!小島晴…

  6. 安全保障

    ついにドイツが対アジア外交を転換! 中国と距離を取る方針へ!(朝香 豊)

    人気ブログランキングへのご協力をよろしくお願いします!ドイ…

無料メルマガ

おすすめ記事

アーカイブ

  1. 経済

    中国洪水被害は意外と軽微! 中国メディアが報道!(朝香 豊)
  2. 経済

    日中韓自由貿易協定の公式交渉開催へ こんなもの必要か?(朝香 豊)
  3. 道理

    男系継承の重みを踏まえる! 菅総理明言!(朝香 豊)
  4. 人権・民主主義

    ハンター・バイデンの新たな疑惑発覚! 中国絡みの巨大マネー!(朝香 豊)
  5. 安全保障

    湖北省観光客のビザを延長! 彼らの健康は日本政府が責任を持つことか?(朝香 豊)…
PAGE TOP