今回の総選挙で、公明党の異常な姿が改めて露呈した。このことをWiLLのオンライン版に山口敬之氏が詳しい解説をしているのを見つけた。
よく知られているように、公明党は自民党と連立を組む与党の一員である。従って、公明党は小選挙区では自党の候補を立てずに自民党の議員を推薦していることが一般的だ。
これは大阪でも同様で、公明党は大阪の自民党候補者を一人を除いて推薦している。だが、一人だけは推薦することをしていない。その唯一の例外が、自民党保守派の中でも目覚ましい活躍をしている長尾たかし議員である。
長尾議員は「日本ウイグル国会議員連盟」の事務局長を務め、「国防七子」と呼ばれる中国人民解放軍と深い関係を持っている中国の7つの大学と日本の40を超える大学が大学間交流協定を結んでいる実態を広く知らしめた功績もある。
ウイグルなどでの中国の人権蹂躙の問題を大きく取り上げ、日本の国会でも対中非難決議を上げるべきだという運動でも、長尾議員は中心的な役割を果たしてきた。この非難決議は公明党や二階自民党幹事長(当時)らの強い抵抗で結局実現できなかったが、長尾氏が再選するかどうかはこの非難決議を次期国会で成立させられるかどうかにも影響が及ぶだろう。
中国の圧力に屈せずにしっかりと言うべきことを言う長尾議員の存在を失うことはあってはならない。
公明党は「<生命・生活・生存>を最大に尊重する人間主義を貫き、人間・人類の幸福追求を目的とする、開かれた国民政党」なのではなかったか。その党としての立場から見て、中国の今の人権状況は憂うべきものではないのか。
公明党は今回の選挙に際して発表した政策集の中で、中国について以下のように記述している。
「現在、中国における人権や基本的自由の尊重について、国際社会から具体的な懸念が示されており、公明党としてもその懸念を共有しているところです。人権や基本的自由は、いかなる政治体制においても尊重されるべきものです。中国は透明性をもって説明し、国際社会に対する責任を果たすべきであると考えます」
この党としての立場と、自民党議員の中で長尾議員だけを応援しない姿勢は果たして両立するのだろうか。
山口代表をはじめとする公明党の幹部は、中国のハニートラップにでも引っかかって何らかの弱みを中国共産党に握られているのではないか。そうとでも考えないと、今回の長尾議員に対してのみ推薦を外した公明党の異常性は理解できない。
公明党はなぜ長尾議員だけ推薦できないかについて、文字通り「公明」にしていただくことを要求する。
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web-willmagazine.comの記事
https://web-willmagazine.com/politics/qIpaZ
長尾たかし議員の画像
https://img.epochtimes.jp/i/2021/04/21/c_yh7tue1xlvf6fprc4ums.jpg
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