アメリカ大統領選挙に民主党の代表として立候補しているのはジョー・バイデンだが、このジョー・バイデンにはハンター・バイデンという息子がいる。
親父のジョーがアメリカの副大統領だった2013年12月に、ハンターは親父に同行して訪中した。
ハンターは中国側から10億ドルの投資資金を融通してもらったうえ、北京に新しく設立される「BHRパートナーズ」という投資会社に出資する資格を与えられ、その取締役に就任している。
つまり、自分で資金調達に苦労することなく、中国の国策の投資会社に多額の投資を行える資格を得たわけだ。
なお「BHRパートナーズ」の法人登記は、バイデン親子が訪中した12日後である。
「BHRパートナーズ」は様々な投資案件に出資しているが、その中には例えば中国公安当局が採用した顔認識プラットフォーム「Face++」もある。この技術はウイグル人弾圧にも当然使われている。
つまり、中国共産党の支配を拡大させるような投資案件に出資し、中国を始めとする独裁国家の国民監視が強化されればますます利益が上がる仕組みに、バイデン親子は組み込まれていたともいえる。
このようなバイデン親子の中国での怪しい動きについて、アメリカのベストセラー作家のピーター・シュワイツァー氏は著書「シークレット・ エンパイアーズ」を記した。
この著書をもとにした映画(龍に乗る:バイデン一家と中国の秘密)が作られ、BlazeTVというオンラインの会員制放送局で公開された。
現在はYouTubeでも見られるようになっている。
シュワイツァー氏は、「ハンターが関わった新しい会社(BHRパートナーズ)は、中国政府の戦略的な利益に資する投資を世界中で行い始めた」だけでなく、「中国人民解放軍の戦略的利益に資する投資も始めた」と指摘する。
ハンターがこうした中国の国策投資会社に関わることができたのは、父のジョー・バイデンがアメリカの副大統領だったからで、当時のオバマ大統領からアメリカの対中政策の責任者として指名されていたからだとしている。
大統領選挙が近づく中で、こうした話題が今後様々に取り上げられていくことになるのだろう。
バイデン一家の悪の行状は、もっともっと知られるようになってもらいたいものだ。
YouTubeにアップされた映画も貼り付けておいたので、よかったら見てもらいたい。(但し日本語字幕とかはない)
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RIDING THE DRAGON: The Bidens’ Chinese Secretsの動画
ネタ元のNY Postの記事
https://nypost.com/2020/09/03/new-film-sheds-light-on-hunter-bidens-deals-with-china/
画像はThe Hillから(Peter Schweizer)
https://thehill.com/sites/default/files/styles/article_full/public/schweizerpeter_030618screenshot.png?itok=TBwd88lQ
画像はABC NEWSから(Joe & Hunter Biden)
https://s.abcnews.com/images/Politics/hunter-joe-biden-file-gty-jef-190510_hpEmbed_3x2_992.jpg
画像はNBC NEWSから(息子と一緒に中国に到着したバイデン副大統領)
https://media1.s-nbcnews.com/j/newscms/2019_40/3033201/191001-joe-biden-hunter-china-cs-354p_f8f375533a90ff93de2ba2994b8f1ae8.nbcnews-fp-1200-630.jpg
画像はTennessee Starから(Hunter Biden-BHR)
https://tennesseestar.com/wp-content/uploads/2020/04/Biden-BHR_840x480.jpg
YouTubeのサムネイル画像からの引用画像(Riding the Dragon: The Bidens’ Chinese Secrets)
https://i.ytimg.com/vi/JRmlcEBAiIs/maxresdefault.jpg
Bridgeからの引用画像(Face++)
https://thebridge.jp/wp-content/uploads/2015/05/faceplusplus.png
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