中国紙の「新京報」は、まともに機能しない体温計を製造・販売し、莫大な利益をだまし取った悪徳業者についての記事を掲載した。
体温計には政府が発行する品質認証証書が必要になるらしいのだが、これについてはブローカーを通じて入手することが可能らしい。
要するに、賄賂を渡せばいくらでも手に入るという算段だ。
現在中国では、額に向けるだけで検温できる非接触型の体温計(額式体温計)が人気だ。
この額式体温計は1台あたり約300~400元(約4500~6000円程度)で売られているが、市場に販売されている体温計の半分が偽物だと、業者は話している。
こうしたフェイクの体温計は、中国の国外でも売られている。
タイのユーザーはツイッターに額式体温計についての動画を投稿し、この体温計で「いくら体温を測っても、37度を超えることはなかった」と話した。
体温計の蓋を取り外してみると、内側に電子部品が一つも入っておらず、蓋の部分の裏に緑色のプリント基板しかなかった。
このプリント基板を取り外しても「検温」できたというからびっくりだ。
プリント基板も信用させるためのフェイクだったということか。
ところで、中国人の電子系企業のある実業家は、「39度の熱のある人の体温を測っても36度5分にするから、アメリカの感染者を増やしていこう」とSNSに書き込み、フェイクの体温計をアメリカに売り込む姿勢を見せた。
さすがに中国人からも非難が殺到し、彼は「愛国感情によるジョークだった」と一応弁明している。
さて、国際物流が当たり前になった現在では、日本でもこうしたフェイク商品が売られている可能性はあるだろう。
ゆめゆめ騙されないように、慎重になろう。
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ネタ元の大紀元時報の記事
https://www.epochtimes.jp/p/2020/04/54878.html
画像も同記事から
https://img.epochtimes.jp/i/2020/04/14/t_ucd7kmneqvlgcvagsuhq.jpg
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