韓国でアフリカ豚コレラの発生が確認され、中国は韓国からの豚肉の輸入を禁止した。
韓国のアフリカ豚コレラは北朝鮮からやってきたと見られているが、その北朝鮮のアフリカ豚コレラは恐らく中国から広がったものだろう。その点では韓国は気の毒でもある。
それはともかく、中国は韓国からの貨物や乗客の荷物の検疫を強化した。
中国はまた、違法に輸入されたブタはすべて処分すると発表したが、これは裏返せば、違法に輸入された豚肉が非常に多いということを意味する。
もともと中国でアフリカ豚コレラが発生したのは、米中貿易戦争の激化でアメリカからの豚肉輸入を止めたことが原因だ。代わりに輸入したロシアや東欧からのものの中にアフリカ豚コレラに感染していたものがあったわけだ。
こうした地域では、アメリカほど厳格な肉の管理がなされていないため、危ない肉が入ってきたわけだ。
これにより国内の養豚業が壊滅的な打撃を受けたために、豚肉価格が高騰している。前年比で70%の上昇だという。
こうなると密輸はますます儲かることになるから、税関関係者と密輸業者がグルになることによって、さらに密輸が増えていることが容易に想像できる。
ロシアや東欧からの検疫を受けない密輸豚肉がいまだに国内に持ち込まれ、これが中国でアフリカ豚コレラがなかなか収束しない原因になっている。
このことに中国の当局は気づいているのは理解できるが、脅す以外に方策が取れないところに限界がある。
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