安全保障

台湾有事の緊張高まる! 中国軍・米軍・台湾軍が臨戦態勢へ!(朝香 豊)


人気ブログランキングへのご協力をよろしくお願いします!

台湾周辺の緊張が非常に高まっている。

台湾南部に近い広東省では、大量の装甲車が集結されている。

中国海軍は南シナ海での実弾を用いた軍事演習を活発化させている。

その中には、レーダーに捕まりにくいように、海上を超低高度で飛行して目標に向かって繰り返し攻撃を行うようなことも含まれる。

こうした軍事演習と連動する形で、中国の戦闘機や爆撃機が台湾の領空侵犯を繰り返し、台湾空軍がスクランブル発進で対抗することが相次いでいる。

これまでは中国軍の領空侵犯は昼間の時間帯にとどまっていたが、最近は夜間も珍しくなくなった。

夜陰に乗じた台湾侵攻を想定した予行演習の可能性もある。

これに対して、アメリカも隙きを作らないように対抗している。

ロナルド・レーガンとニミッツの2つの空母打撃群は、南シナ海で軍事演習を継続している。

USSラファエル・ペラルタ(ミサイル駆逐艦)も展開している。

4隻のアメリカの原子力潜水艦が密かに滞在基地を離れていることを、ロシアの偵察衛星が確認した。

この4隻も恐らくは南シナ海に向かっているものと思われる。

米軍のP-8A(対潜哨戒機)は台湾の南の海上を中国本土に向かって進み、上海から76.5キロにまで迫って、中国を威嚇した。

その他にも、E-8C(早期警戒管制機)、P-3C(対潜哨戒機)、RC135(電子偵察機)、RC-12X(電子偵察機)、EP-3E(電子偵察機)、KC135(給油機)などが展開していることが確認されている。

アメリカの意図は、中国が変な気を起こして台湾侵攻を行わないようにプレッシャーを掛けることだが、偶発的な事態から思わぬ展開にならないとも限らない。

こうした事態を受けて、中国の国営放送局の中国中央電視台(CCTV)は、7月27日のトップニュースで、習近平総書記が1月に人民解放軍に対して「軍は党に従い、戦闘に備える」ことを強調したことを報じた。

1月の話をこの時期に強調したことの背景としては、1つは北戴河会議での「クーデター」を阻止するために、改めて軍の忠誠を求めたという意味もあるだろうが、台湾有事に備える動きという意味もありうるところだ。

現在南シナ海が非常に高い緊張状態にあることは、我々は知っておくべきだろう。

もしよければ、無料のメルマガの登録もお願いしたい。(このブログ記事の下↓に登録フォームあり)

※ 日本再興のために、以下のバナーをポチッとしていただけると助かります。


人気ブログランキングへのご協力をよろしくお願いします!

ネタ元のサウスチャイナ・モーニング・ポストの記事
https://www.scmp.com/news/china/military/article/3094475/close-encounter-between-us-china-militaries-captured-radio
ネタ元のサウスチャイナ・モーニング・ポストの記事
https://www.scmp.com/news/china/military/article/3094892/us-warplane-approaches-shanghai-tensions-remain-high-amid
ネタ元のThe Driveの記事
https://www.thedrive.com/the-war-zone/34704/american-surveillance-aircraft-have-been-flooding-into-the-airspace-south-of-taiwan
サウスチャイナ・モーニング・ポストからの引用画像(P-8A対潜哨戒機)
https://cdn.i-scmp.com/sites/default/files/styles/1200×800/public/d8/images/methode/2020/07/27/19f85c48-cfe7-11ea-88dd-6bec610be4a6_image_hires_191444.jpg?itok=81j6is7o&v=1595848490
YouTubeのサムネイルからの引用画像(広東省の装甲車)
https://i.ytimg.com/vi/upGzjLpuCiQ/hqdefault.jpg
The Driveからの引用画像(バシー海峡での動き)
https://www.thedrive.com/content/2020/07/bashi-top-2.jpg?quality=85
ニューズウィークからの引用画像(台湾軍のスクランブル発進)
https://www.newsweekjapan.jp/stories/assets_c/2020/02/reuter_20200210_121605-thumb-720xauto-183840.jpg
Business Insiderからの引用画像(米空母)
https://assets.media-platform.com/bi/dist/images/2017/10/29/59f380bfbcf93d24008b5265.jpg
SankeiBizからの引用画像(習近平)
https://cdn.sanity.io/images/z2aip6ei/production/88d30726504b757e4ddf6ad9c2b68094aa758b89-2560×1060.jpg
CNNからの引用画像(緊張高まる南シナ海)
https://www.cnn.co.jp/storage/2020/07/07/64d4e22f60d879f41d1c47a03a78c392/reagan-south-china-sea-07042020-exlarge-169.jpeg

無料メルマガ

最新情報やプレゼント特典などをメール配信しています!メルマガでのみ公開しているネタあり!今すぐ無料登録しましょう!

ピックアップ記事

  1. テレ朝での問題発言がYouTubeにも飛び火! 池上彰!(朝香 豊)
  2. 人民元のデジタル通貨化に秘められた野望を見逃すな!
  3. 予想通り、イランで体制の危機が発生! 政権崩壊まで進む可能性大! (朝香 豊)
  4. 不良ワクチンで女児死亡! 家族も徹底弾圧! 中国!(朝香 豊)
  5. 進む中国のリトアニアいじめ! 徐々に広がる反発!(朝香 豊)

関連記事

  1. 安全保障

    アフリカ政府庁舎は中国の盗聴器だらけか? ヘリテージ財団が警告! (朝香 豊)

    人気ブログランキングへのご協力をよろしくお願いします!アフ…

  2. 安全保障

    中国のスパイが豪州に亡命希望! 香港と台湾の工作情報を豪政府に提出!(朝香 豊)

    中国のスパイ活動に従事してきた男性が、オーストラリアへの亡命を…

  3. 外交

    ファーウェイ孟晩舟被告の裁判で、テレビに映ったメッセージボードはヤラセだった!(朝香 豊)

    人気ブログランキングへのご協力をよろしくお願いします!カナ…

  4. 安全保障

    イラン革命防衛隊が全責任を認める! ウクライナ機撃墜で!(朝香 豊)

    人気ブログランキングへのご協力をよろしくお願いします!イラン革…

  5. 安全保障

    人から人への感染は12月半ばにわかっていた! 武漢発肺炎!(朝香 豊)

    人気ブログランキングへのご協力をよろしくお願いします!12…

  6. 経済

    深刻な中国の銀行の資本不足! 世界経済最大の撹乱要因!(朝香 豊)

    人気ブログランキングへのご協力をよろしくお願いします!中国…

無料メルマガ

おすすめ記事

アーカイブ

  1. 人権・民主主義

    マレーシアのマハティール首相、香港行政長官に辞任を促す!(朝香 豊)
  2. 経済

    石油価格の低迷は長期化か! 貯蔵所の余裕がなくなる予想!(朝香 豊)
  3. 安全保障

    台湾のワクチン購入が突然白紙に! 背後に中国の影!(朝香 豊)
  4. 未分類

    香港でメディアがまたもや大弾圧! 西側はきちんとした声を上げるべき!(朝香 豊)…
  5. 安全保障

    仲裁裁判所の判決を無視しろ、そうしたら南シナ海の共同開発の利権を与えてやると、中…
PAGE TOP