韓国と北朝鮮は1年前に両国の緊張緩和を進めるために「9・19軍事合意」を結んだ。
軍事境界線付近に軍用機の飛行禁止空域を設けたり、大規模軍事演習についても南北で協議することにしたり、船舶の進入を統制する「平和水域」を設けたりといった内容から構成されていた。
軍用機をほとんど持たない北朝鮮と戦闘機だけでも膨大な数を誇る韓国では、軍用機の飛行禁止空域の意味がまるで違うし、大規模軍事演習が米韓合同軍事演習であることも明らかなので、この「軍事合意」が事実上は韓国側が一方的に譲るものであったと評されるのは、当然のことだ。
しかも、この合意を北朝鮮は次々と破っている。
少なくとも従来は韓国側が自国の管轄下にあると考えてきた咸朴島に、北朝鮮のレーダー基地が新たに設置されていることがわかった。
この島は自国の管轄下にあると考えていただけでなく、「平和水域」の中にあるのに、韓国政府は咸朴島はもともと北朝鮮のものだったなどとして、全く問題視しない姿勢を見せた。
韓国の原発やTHAAD基地などでは北朝鮮のものと思われるドローンが何度も目撃されている。
なのに韓国の国防相は、9・19軍事合意以降は「韓国への侵入や挑発など、北朝鮮による脅威となる行為は1件もない」との見解を表明している。
国連安保理の決議違反にあたる、北朝鮮による十発の短距離弾道ミサイルの発射に対しても、韓国の国防相は「直接的な挑発とは言えない」と答弁している。
韓国政府の異常性を改めて示してくれている。
ソースとなった朝鮮日報の記事http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2019/09/28/2019092880009.html
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