イギリスのサウサンプトン大学は、新型コロナウイルスの感染に関して、中国政府の初動が3週間早ければ、今よりも感染は95%減らせられていたのではないかとの調査結果をまとめた。
なお、2週間早くても86%、1週間早くても66%の感染を食い止めることができたとしている。
確かに1週間早かったとしても、武漢からの脱出組を相当減らすことができただろうから、それだけでも効果は大きかっただろう。
この調査は、改めて中国政府の隠蔽体質がこの問題を拡大させた原因であり、中国政府の責任が大きいことを、はっきりさせている。
さて、同調査は、感染の広がりに対して政府が受動的に対応するのはよくないとし、積極的な計画性をもって対応すべきだとしている。
その点で中国政府が行った強力な封じ込め政策を評価していたりもするので、決して中国叩きのために作られた調査ではないと見ていいだろう。
なお、人と集まる場合には、クラスタにならないような仕方が大切だというのも、指摘している。
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