韓国では、ルノーサムスンに続いて、現代自動車でも労使間の紛糾が勃発した。
労組が反発したきっかけは工場内のWiFiの停止だ。
現代自動車は「安全上の問題」を理由に作業時間内のWi-Fi遮断を行った。
「安全上の問題」というのは、生産性の問題でもある。
労働者が作業台にスマホやタブレット端末を置いて、会社のWi-Fiを使って作業中にその動画を見るのに没頭し、生産性が下がるとともに事故リスクが高まるということだ。
そしてこのような「ながら作業」ができるように、ベルトコンベヤーの稼働速度を遅くして対応している。
現代自動車では、自動車1台に投入される労働時間は、インド工場だと17時間のところが、韓国工場だと28時間になる。
なお、1月に就任予定の現代自動車の労働組合のイ・サンス次期委員長は、「品質は現代自を愛する人間の感情から生まれるものであって、Wi-Fiの接続を遮断したからといって、費用削減や品質向上にはつながらない」と主張している。
現代自動車はこのところ国内投資を避けているが、こういう内情では韓国国内に投資したくなくなるのは当然であろう。
労組はデトロイトがなぜさびれたかを、まじめに考える必要がある。
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