安全保障

TikTokがiPhoneのデータ取得! 直したはずが直っていない!(朝香 豊)


人気ブログランキングへのご協力をよろしくお願いします!

中国企業「バイトダンス」が提供している動画アプリのTikTokが、iPhone上でスパイ行為と取られても仕方のない動作を未だに続けていることが明らかになった。

このセキュリティー上の問題について、研究者たちは3月に警鐘を鳴らし、「バイトダンス」は新バージョンにアップデートすることでこれは解消すると説明していた。

ところが、この問題が解消するどころか、却って強化されているのではないかとの疑いが濃厚になった。

アップルはプライバシー機能を強化したiOS14の今秋のリリースを予定している。

それに先立ち、6月23日に開発者向けのベータ版が公開された。

これにより、開発者が様々に利用を行い、アップル側にこのOSの不具合について報告する。

アップルは得られた報告に基づき、iOS14の修正を行ってリリースすることになる。

今回の強化されたプライバシー機能により、アプリの怪しい動作についてユーザーが確認できることになる。

そこである開発者がTikTokを起動した上でテキスト入力を行ったところ、このテキスト入力の内容をそのままTikTokがすぐさま読み込んでいることが判明した。

この事実を指摘されると、「バイトダンス」は以前とは説明を変えて、アプリに搭載されたスパム対策機能によって引き起こされたと釈明した。

アップルは「ユニバーサルクリップボード」機能を導入しており、Mac上でコピーしたものをiPhoneに貼り付けるようなこともできる。

この機能が成立するためには、Mac上でコピー&ペーストしたような情報でも、iPhoneから読み取れるようになっていることが前提となる。

TikTokはこのクリップボードにアクセスすることで情報を入手しているため、こうした情報をTikTokが集める可能性を排除できない。

そしてそれが「バイトダンス」を通じて中国政府に利用される可能性も考えなくてはならない。

さて、アップルの新機能に対応するため、TikTokは従来の機能を修正せざるをえなくなるようだ。

だが、これで一件落着とはいかない。

iOSのバージョンアップで明らかにされた問題が、アンドロイドでは生じていない保証はないからだ。

危険なアプリには近寄らないのが一番のようだ。
 
 

もしよければ、無料のメルマガの登録もお願いしたい。(このブログ記事の下↓に登録フォームあり)

※ 日本再興のために、以下のバナーをポチッとしていただけると助かります。


人気ブログランキングへのご協力をよろしくお願いします!

ネタ元のForbesの記事
https://forbesjapan.com/articles/detail/35508
画像はPixabayから
https://pixabay.com/ja/photos/tiktok-アプリ-5064078/

無料メルマガ

最新情報やプレゼント特典などをメール配信しています!メルマガでのみ公開しているネタあり!今すぐ無料登録しましょう!

ピックアップ記事

  1. ソ連は欧州を解放した! 今なお時代錯誤な朝日新聞!(朝香 豊)
  2. 尖閣諸島の危機的な状況に目を覚ませ!
  3. 米中通商協議が部分合意に! 今回はアメリカの一方的勝利!(朝香 豊)
  4. 文在寅大統領はチョ・グク氏の法相任命を強行! 力による抑圧に自信か?
  5. 「優生思想で危険」だとNumber編集部に非難の声! いやいや、危険なのはむしろ…

関連記事

  1. 経済

    10ー12月期のGDPはマイナス6.3%! 消費税増税で大きく落ち込む!(朝香 豊)

    人気ブログランキングへのご協力をよろしくお願いします!昨年…

  2. 安全保障

    日本学術会議6人除外に警察出身の杉田官房副長官が関与? 公安上の問題か?(朝香 豊)

    人気ブログランキングへのご協力をよろしくお願いします!「日…

  3. 安全保障

    だんだん見えてきた不正選挙の闇! ドミニオン社の背景!(朝香 豊)

    人気ブログランキングへのご協力をよろしくお願いします!アメ…

  4. 経済

    COP25での日本非難に迎合するな! 日本ほどの環境先進国はない!(朝香 豊)

    人気ブログランキングへのご協力をよろしくお願いします!日本…

  5. 経済

    経済財政諮問会議で、積極財政の方針が打ち出される!(朝香 豊)

    政府が開いた経済財政諮問会議において、外需の弱さが続くなど日本…

無料メルマガ

おすすめ記事

アーカイブ

  1. 経済

    中国経済の崩壊! 中国政府も認識!(朝香 豊)
  2. 人権・民主主義

    バチカンと中国政府との合意により、中国にいるカトリックへの迫害が強化されている!…
  3. 安全保障

    転覆したはずの北朝鮮漁船はどこに?(朝香 豊)
  4. 安全保障

    TikTokの過去の買収案件の見直しを、マルコ・ルビオ上院議員が呼びかけ!(朝香…
  5. 道理

    ソフトバンクの会計に疑念の目! 含み益経営に赤信号点滅か?(朝香 豊)
PAGE TOP