比較的保守的とみなされてきたフォックス・ニュースが最近はおかしいということがよく言われるようになったが、またしてもフォックスにあやしい動きが生じた。
ホワイトハウスのマケナニー報道官の会見の模様を、フォックスが途中で打ち切ったのだ。
マケナニー報道官は次のように話していた。
「アメリカには署名、市民権、住所、投票資格を確認することに反対している政党が1つあります。アメリカには開票会場から開票の監視員を追い出そうとする政党がだた一つだけあります。そしてその政党とは、民主党です。公正な選挙を望んでいるのであれば、こうした姿勢は取りません。正確な投票の集計を望んでいるのであれば、投票の監査を行うことに反対しません。隠すことがないのであれば、我々の努力や透明性に反対しません。こうした姿勢を取るのは不正を歓迎しており、違法な投票を歓迎しているからです。私たちの姿勢は明確です。私たちはアメリカ国民の参政権を守りたいだけです。私たちはウソのない正確で合法的な集計を求めています。私たちは最大限の透明性を求めます。私たちはすべての合法的な投票はカウントされることを望み、すべての非合法な投票がカウントから排除されることを望みます…」
フォックス・ニュースのニール・カブート氏はこのマケナニー報道官の話に割って入り、この記者会見の音声を途中で遮った。
カブート氏は「彼女は民主党側が不正を歓迎し、違法投票を歓迎しているとして非難している。主張を裏付けるもっと詳細なものがなければ、真顔でこれを皆さんに見せ続けることはできない」と述べた。
つまり、マケナニー報道官の発言を根拠のないものだとしたのだ。(このやり取りについては、日本語字幕はないが、下に動画を貼り付けておいたので、よかったら見てもらいたい。)
だが、そもそも連邦選挙管理委員会のトレイニー委員長が、ペンシルバニア州で共和党の選挙監視団が開票会場から排除されたことなどを挙げて、選挙の不正があったことは明確に認めているのであり、マケナニー報道官の発言はこれを受けてのものだとも言える。
そして民主党側は指摘されている不正を捜査することに積極的であるとは断じて言えない。
つまりマケナニー報道官の発言には根拠は十分にある。
ホワイトハウスの公式発表の中継を途中で打ち切るのは尋常ではないが、これが現在のアメリカのマスコミ状況を端的に表しているものなのだろう。
フォックス・ニュースだからといって信頼が置けるものではないということは、心しておいた方がよさそうだ。
とにかく、こんな不正に我々は負けるわけには絶対にいかない。
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ネタ元のwww.washingtonexaminer.comの記事
https://www.washingtonexaminer.com/news/trump-campaign-staff-claims-to-have-statistical-evidence-of-fraud-in-wisconsin
poynterからの引用画像(マケナニー報道官)
https://www.poynter.org/wp-content/uploads/2020/05/AP_20147682052512.jpg
deadlineからの引用画像(マケナニー報道官を遮るカブート氏)
https://deadline.com/wp-content/uploads/2020/11/Cavuto-White-House.jpg
マケナニー報道官の会見を一方的に遮るフォックス・ニュース
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