道理

パウエル弁護士のトランプ弁護団からの離脱! 事実は事実として受け止めよう!(朝香 豊)


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「トランプ弁護団がパウエル弁護士を放逐」はフェイクニュースで、「パウエル弁護士は最初からトランプ弁護団に入っていなかった」説が出ているが、その説は明らかに間違いである。

19日の記者会見でジュリアーニ弁護士は “Well, this is representative of our legal team. We’re representing President Trump and we’re representing the Trump campaign. When I finish, Sidney Powell and then Jenna Ellis will follow me, …”(こちらが我々弁護団の代表です。我々はトランプ大統領を代表し、トランプ選対を代表しています。私が話し終えた後にシドニーパウエルが、続いてジェナ・エリスが続きます…)と話していた。つまり19日の段階では、パウウェル弁護士はトランプ弁護団の代表のうちの1人だったということは間違いない。

別記事で私はパウエル弁護士に対する疑問を書いたが、同じような疑問をジュリアーニ弁護士もエリス弁護士も感じていたというのは普通にありうることだ。そういう人物を弁護団に加えておくことは、この先の厳しい戦いにおいて足をすくわれることになりかねないわけで、トランプ陣営としては袂を分かつ必要があったのではないか。

だがそれを露骨に表明するのは仲間割れを起こしているように見えてしまっていい影響を与えないし、パウエル弁護士に対する敬意にも欠ける。だからそこには敢えて触れないような声明でジュリアーニ弁護士は発表した。

私はそのように推論するのが最も自然だと考える。

もちろんそれは私の推論でしかなく、真実は違っているかもしれない。他に可能性があるなら、ぜひ教えてもらいたい。私は自分の考えを絶対化するつもりは全くない。より正しいと思うような考えに出くわせば、コロッと考えを変えることもあるだろう。とにかく自分はなるべく客観的にものを見ようという態度で臨んでいるつもりだ。

それはともかく、もともとパウエル弁護士はトランプ弁護団の一員ではなかったのだとか、適切な役割分担を行ったに違いないというのは、真実を見ようとする態度とは別のものだと考えている。

適切な役割分担を行ったというような積極的なものなのであれば、そのことにジュリアーニ弁護士が声明で触れないのはあまりに不自然である。

「連邦政府のトップであるトランプ大統領の弁護団にいながらその部下の連邦政府職員を告発することができない」という話も出回っているようだが、ならば会社の社長が会社を裏切った社員を告訴することはできないのだろうか。そんなことはないだろう。

我々にとって大切なのは、味方陣営をなるべくきれいに見ようとすることではない。産経新聞などが報じているようにパウエル弁護士が「放逐」されたのだとしても、そのことが決定的にまずいことになるのだろうか。そんなことは実際にはない。

まずいことがあるとすれば、トランプ支持派が敵との戦いよりもこっちの真偽がどちらかの争いに熱中して、本来の敵を見失うことである。事実を事実として見ても不都合はないのだから、それ以上この件を大きく扱わないことが重要なのではないか。

受け入れがたい意見かもしれないが、自分はこのように考えている。(そしてこの件について扱うのはこれで終わりにする。)
 
 
 
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patriotunitednews.comからの引用画像(シドニー・パウエル弁護士)
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img.theepochtimes.comからの引用画像(ジュリアーニ、パウエル、エリス弁護士)
https://img.theepochtimes.com/assets/uploads/2020/11/19/Epoch-Times-Giuliani-Powell-510A2574-700×420.jpg

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