デンマークのダンスケ銀行の2000億ユーロ(22兆円)規模のマネーロンダリング疑惑を巡り、米司法省がここ数週間、ドイツ銀行の関与に関する調査を拡大させている。
ロシアのマネーロンダリングの窓口として、ダンスケ銀行のエストニア支店が使われていたのは、公然の秘密であった。
同支店の収益の9割がこうしたマネーロンダリングによるものと言われ、ダンスケ銀行がこの問題に深く関わっていたのは疑いようがない。
そしてここには、ドイツ銀行も深く関与していたのも間違いない。
海外送金を行うにはコルレス銀行と呼ばれる特別に選ばれた銀行を経由するしかなく、ダンスケ銀行が利用していたコルレス銀行はドイツ銀行であったからだ。
ダンスケ銀行のエストニア支店の異常さに気づかないまま、ドイツ銀行が海外送金業務を行っていたとは考えられない。
仮にそうだとしても、重過失は免れない。
この問題について、アメリカの司法省がドイツ銀行への調査を拡大させている。
ドイツ銀行への巨額の罰金が課せられることになるのは、ここまま行けば必然だ。
アメリカはこの問題をどのようにカードとして利用するのだろうか。
ヨーロッパでの5Gをめぐるファーウェイ排除の動きと絡めてくるのかもしれない。
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ネタ元のロイターの記事https://jp.reuters.com/article/deutsche-bank-money-laundering-idJPKBN1Y60O6
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