観光庁は、高校生を中心とする青少年の諸外国との双方向交流を拡大するため、海外への修学旅行や研修といった「海外教育旅行」を推進する。
ここまでの話なら特に異論はないのだが、対象国として主に中国を念頭に置くとしているのが意味不明だ。
かつては中国や韓国への修学旅行が多かったが、近年は激減している。
日本から中国への修学旅行者数は、2007年度の16500人から2017年度には1/5の3300人まで減少した。
これに対して中国から日本への修学旅行者数は2018年度に17800人が訪れたので、数に大きな開きが出ているのが問題なのだそうだ。
アホか。
食べ物の安全性も怪しい、どこで何を理由にして不当な拘束があるかもわからない、事故が起こる確率が相対的に高く、起こった場合の保証もしっかりしていない、政府の事情で突然の無茶な変更を余儀なくされることさえ多い、宿泊先には盗聴器やカメラが仕込まれているのが当たり前で、様々な情報が抜かれる、新型コロナウイルスや肺ペストのことが一部では報じられながら、そうしたものの情報公開には消極的、一国二制度の下で中国本土とは違った自由が保証されているはずの香港でも、少なくとも1500名を超える不審死が発生するほどの強権的な弾圧を行っている、…こんな国に高校生を送り込むリスクについて、大人たちは何も考えないのか。
どうせ修学旅行に行くなら、そんな心配のいらない国に行けばいいではないか。
日本統治時代の様々な遺産も残されていて、かつての日本がどういう国だったのかを知るのにも大いに役に立つ。
生徒の安全・安心を考えるなら、中国という選択肢はまっさきに外すべきなのに、どうしてよりによって中国を念頭に考える必要があるのだろうか。
日本が高校生を送らないなら、中国も高校生を送らないと言うのであれば、送ってもらわなくても構わないではないか。
日本は誰とでも付き合おうとするが、本来は付き合う相手を選ばなければならないのではないだろうか。
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これの元ネタとなる時事通信の記事
https://www.jiji.com/jc/article?k=2020011300364&g=eco
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