新型コロナウイルスの感染が拡大している中国では、医療物資の不足が深刻化しているにも関わらず、中国政府は外国政府や団体の支援を断っていることがわかった。
フィンランドに住む中国の民主活動家の李方氏は、中国にマスクや防護服などの支援を行うよう、10数カ国の赤十字社に電子メールを送って要請した。
しかし各国の赤十字社からは、「中国の赤十字社からの援助要請はなく、物資を輸送することができない」との返答が寄せられた。
武漢市の新型肺炎防疫指揮部も、海外からの寄付を暫く受けないと発表している。
寄付を受け付けないからといって、医療物資が足りているわけではもちろんない。
江西省の新余市人民医院はSNS上で、防護服、N95防護マスク、医療用ゴーグル、手術衣、検査キット、消毒液、赤外線体温測定器などの寄付を呼び掛けた。
この呼び掛け文には、レインコートを着た4人の医師の写真も併せて掲載された。
防護服がなくなったため、この病院の医師らは代わりにレインコートを着て、医療活動を行っているのだ。
SNS上で不足する医療物資の寄付を募っている病院は、決してこの病院だけというわけではない。
そのような病院はたくさんあり、武漢市の新型肺炎の主要治療病院である協和医院ですら、医療物資の不足を訴えている。
にも関わらず、海外からの寄付を中国政府は原則として受け付けることをしないのだ。
中国の大国としてのメンツは、現実に足りていない医療物資を満たすことよりも大事なのだろうか。
習近平体制のいびつさが、こんなところにも表れている。
※ 日本再興のために、以下のバナーをポチッとしていただけると助かります。
これのネタ元の大紀元時報の記事
https://www.epochtimes.jp/p/2020/01/51286.html
無料メルマガ
最新情報やプレゼント特典などをメール配信しています!メルマガでのみ公開しているネタあり!今すぐ無料登録しましょう!