人権・民主主義

アメリカ3大テレビ局が中国批判を避けている! 研究機関が公表!(朝香 豊)


人気ブログランキングへのご協力をよろしくお願いします!

リベラル系のメディアは、なぜか中国批判を避ける傾向にあるが、これは日本だけに限った話ではない。

今や米中対立の一方の当事者であるはずのアメリカでも、リベラル系のメディアは中国批判を避けていることが明らかになった。

アメリカのメディア監視団体「メディア・リサーチ・センター」は、1月17日~3月13日までの平日のアメリカ3大テレビネットワーク(NBC、ABC、CBS)のイブニング・ニュースの報道を分析した。

この結果、アメリカ3大テレビネットワークの放送は、毎回ほとんどが中国発のこのウイルス感染について扱っていたにもかかわらず、この話題に費やした放送時間634分のうち、中国政府に批判的な話題は3分14秒にとどまっていた。

634分のうち3分14秒ということなので、中国批判に使われていた時間は0.5%程度ということになる。

具体的に見てみよう。

新型コロナウイルスについて警告を発して処罰された李文亮医師が亡くなったことについて、3大テレビネットワークが扱ったのは合計で27秒だけで、警察によって黙らされたというタイトル表示を加えて報じたのはNBCだけだった。

2002年から2003年にかけて流行したSARSについて、中国が過小に扱って激しい非難を浴びたことを取り上げたのはCBSだけであり、NBCもABCもこの件について取り上げていなかった。

この他に中国政府に批判的な放送があったのは、中国が検閲をしていたことで感染が広がったという怒りが香港で起こっていることを扱ったNBCのニュースだけだった。

中国が公表する経済系のデータが中国共産党の都合に合わせて作られたものであるのは、前々から知られていることにも関わらず、中国の感染者数や死者数のデータの正確性に疑いを挟むことも、3大テレビネットワークはやっていなかった。

同センターが特に問題にしているのは、アメリカの主流派メディアは、アメリカの政治家を批判する際には明らかに何の問題もないのに、もっと大きい問題をはらんでいる中国共産党などのひどい行動については口を閉ざしてしまうことだという。

こうした話を読むと、アメリカも日本もリベラル派のメディアは同じようなことをやっていることがわかる。

米中対立が激化する中で、アメリカが反中でかなりまとまっているイメージを私たちは持ちがちだが、リベラルの闇はアメリカの中でもまだまだ大きい。

近年はこれら3大テレビネットワークを脅かす存在として、保守系のFOXが台頭しているが、FOXの影響力を過信してはいけないなと、改めて感じた。

※ 日本再興のために、以下のバナーをポチッとしていただけると助かります。


人気ブログランキングへのご協力をよろしくお願いします!

ネタ元のFOX NEWSの記事
https://www.foxnews.com/media/evening-newscasts-rarely-criticize-chinas-handling-of-coronavirus-study-says
ネタ元の大紀元時報の記事
https://www.epochtimes.jp/p/2020/03/53679.html
画像はピンタレストから
https://i.pinimg.com/originals/aa/97/ff/aa97ff401450042fe9dac4b676f3eb7c.jpg

無料メルマガ

最新情報やプレゼント特典などをメール配信しています!メルマガでのみ公開しているネタあり!今すぐ無料登録しましょう!

ピックアップ記事

  1. やはり感染者の実数は中国政府の公式発表の100倍程度で考えるべき!(朝香 豊)
  2. 中国が武漢P4からフランスを排除していた! 騙されたフランス!(朝香 豊)
  3. 台湾で米台国交回復推進決議が全会一致で可決! なんと提案は国民党!(朝香 豊)
  4. 難民認定を甘くすることに反対!(朝香 豊)
  5. 「研究所起源説」をめぐるアメリカ政府内部での攻防! ついに「起源説」が市民権を得…

関連記事

  1. 安全保障

    中国外しでサプライチェーンを組み直す! アメリカ!(朝香 豊)

    人気ブログランキングへのご協力をよろしくお願いします!トラ…

  2. 人権・民主主義

    ペンシルバニアでもバイデンが逆転! 60万票差が消える不思議!(朝香 豊)

    人気ブログランキングへのご協力をよろしくお願いします!トラ…

  3. 中国

    香港市民に英市民権与える動きに中国が報復を宣言! 天滅中共への道!(朝香 豊)

    人気ブログランキングへのご協力をよろしくお願いします!中国…

  4. 人権・民主主義

    ウイグルの収容所の様子を、BBCがまた放送!(朝香 豊)

    最近、中国の人権問題に厳しい報道を続けるBBCが、国際調査報道…

  5. 安全保障

    中国へのLINEの情報漏えい疑惑浮上! 政府は厳しい対応を!(朝香 豊)

    人気ブログランキングへのご協力をよろしくお願いします!…

  6. 中国

    中国の国家発展研究院院長が「感染ゼロ」圧力で、中央政府を批判!(朝香 豊)

    人気ブログランキングへのご協力をよろしくお願いします!北京…

無料メルマガ

おすすめ記事

アーカイブ

  1. 安全保障

    ファーウェイがフランスに工場建設か! どうせならエリクソンを誘致したら?(朝香 …
  2. 中国

    武漢の葬儀場に骨壷引き取りの長蛇の列! ここから推定される本当の死者数は?(朝香…
  3. 道理

    「正しい」結論以外は認めない! Facebookの恐るべき広告基準!(朝香 豊)…
  4. 安全保障

    スクープ! ウクライナ機の撃墜を、イランのトップはやはり最初から知っていた!(朝…
  5. 人権・民主主義

    バチカンと中国政府との合意により、中国にいるカトリックへの迫害が強化されている!…
PAGE TOP