ファーウェイは、5G用の無線機器を、フランス国内で生産すると発表した。
2億ユーロ（約240億円）を投じて、約500人を雇用し、年間10億ユーロ（約1200億円）相当の機器を生産するとしている。
但し、この件についてはフランス政府や地元自治体と協議中だとし、工場の予定地や生産開始の予定時期などはわからない。
フランス政府がどこまでこの話に乗り気なのだろうか。
シラク大統領時代にフランスの経済・財政・産業大臣を務め、現在は世界的なIT企業であるアトスのCEOを務めるティエリー・ブルトン氏は、ファーウェイに対して批判的な姿勢を示している。
ブルトン氏のフランス政界に与える影響力は、かなり大きいと思われるのだが。
私がフランス大統領だったら、代わりにスウェーデンのエリクソンの工場の誘致を考えると思うのだが、どうだろう。
エリクソンなら、同じEU圏内だし、部品にしてもヨーロッパのものが大量に使われることになるのではないか。
もしファーウェイ提案に乗り気なら、フランス政府にはぜひとも考え直してもらいたいものだ。
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