日本のEEZ内である大和堆で北朝鮮の漁船が日本の水産庁の船に衝突してくる事件では、北朝鮮の乗組員60人が海に投げ出されたが、水産庁によって全員救出された。
だが、この乗組員たちは取り調べのために日本に連行されることはなく、別の北朝鮮の船に乗り移って帰国することが許された。
水産庁は、取締りの目的は違法操業をさせないことであり、この処置は通常の対応だという。だが、これは根本的におかしいだろう。
そもそもこの海域での北朝鮮船の違法操業は日常茶飯事になっている。今年だけでもこの水域に入ってきたのべ1016隻にも及ぶ北朝鮮船舶に退去警告を出しているのだ。たまたま出来心でやって来ちゃいましたというのとは、明らかにレベルが違う。
だからこのような寛大な処置では、「これからもどんどんやっても構わないよ」とのメッセージを送っているのと等しいことになる。
さらに北朝鮮は近年、この水域が自国のEEZだと積極的に主張している。この水域に武装高速艇を送り、日本側に「我が国のEEZから直ちに退去せよ」と要求することまで行っている。彼らは「我が国の『専属経済水域』に不法侵入した日本の海上保安庁巡視船と複数の船舶が我が共和国の自衛的措置によって追い出された」との宣伝も行っているのだ。
この状況下では、日本としては我が国のEEZであるということを国際社会に対して明白に印象づけるような処置を当然行うべきだった。
このような処置は絶対に見直さなければならない。
ソースとなった朝鮮日報の記事http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2019/10/08/2019100880010.html
トップ画像はNHKが使用した水産庁の画像https://www3.nhk.or.jp/news/html/20191007/k10012116731000.html
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20191007/K10012116731_1910072344_1910072345_01_02.jpg
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