安全保障

郵便投票用紙が大量に捨てられる! アメリカ大統領選挙!(朝香 豊)


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アメリカの大統領選挙で、郵便投票の問題点が改めて明らかになった。

ニュージャージー州の郵便配達員のニコラス・ボチェニは、郵便投票用紙が含まれた大量の郵便物を捨てたことがバレて逮捕された。

ボチェニは郵便投票用紙99通とその他の郵便物633通を街中のゴミ箱に捨てた。

この他に500通以上の別の郵便物を別のゴミ箱に捨てたことも確認されている。

カルフォルニア州でも、大量に捨てられた投票用紙の郵便物が見つかっている。

この他にも発覚していないだけの同様の事件が数多くあるかもしれない。

また、アメリカの税関では今年の前半にニセの運転免許証が約20000件押収されているが、これらの大半は中国から送られたものだ。

これまた発覚した分だけであり、発覚していないものも数多くある可能性は当然高い。

郵便投票の場合には、本人確認が運転免許証のコピーでも認められることになっているが、免許証の写真の人物と投票者本人とが同一人物かどうかの照合すらできず、不正投票の温床になりかねないことが指摘されてきた。

なお、アメリカには住民票制度がなく、国民がどこに住んでいるのかについて、政府はしっかりと把握できているわけではない。

その点もまた、不正行為を誘発しやすいと言えるだろう。

この郵便投票をめぐる混乱から、次期大統領が確定しない事態に陥りかねず、こうした場合に民主党下院の院内総務(民主党のトップ)のナンシー・ペロシ氏が当面の大統領職に就く結果も生まれかねない。

郵便投票を認めたことが大統領選挙を大混乱を引き起こすきっかけとなり、この混乱に乗じて中国が台湾侵攻に動くことも考えられる。

中国はすでにその事態の到来を待っているのかもしれない。
 
 

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