「スティール文書」というものがある。
トランプ氏が大統領に立候補する前の話だが、モスクワのホテルの部屋に売春婦を呼んで乱痴気騒ぎを行い、その様子をロシア政府が隠しカメラで撮影し、トランプ氏を操り人形にしようとしているという作り話をまとめあげた文書だ。
この文書は前回の大統領選挙の際に民主党の側から資金提供して作らせた文書であることが現在ではわかっている。
民主党側はこれが信頼に足る文書であるかのように見せかける工作を行った。
これを根拠にしてFBIの内部にいる民主党グループが裁判所から礼状を取得し、トランプ陣営を盗聴していたのである。
トランプ氏の大統領当選を阻止しようと、民主党はこのような手段まで用いていた。
だが、アメリカ国民の中でこの事実をきちんと理解している人は未だに少数派だ。
なぜなら、こうした事実は民主党が力を握るリベラルマスコミではきちんと報道されてこなかったからだ。
これに対してトランプ大統領は、これまで機密扱いにされてきたこの件に関するFBIの文書を公開した。
この文書の公開により、トランプ氏がロシアに弱みを握られているという証拠が何もなかったということが、さらに明白になった。
公開された文書には、FBIが「スティール文書」が真実かどうかの裏取りを行ったところ、それを立証するものが何もなかったことが示されている。
例えば「スティール文書」ではトランプ氏が宿泊したのはリッツ・カールトンホテルの「プレジデンシャル・スイート」だということになっていたのだが、「プレジデンシャル・スイート」なる部屋はモスクワのリッツ・カールトンホテルには存在していないことが記されている。
この話に限らず、「スティール文書」に記された話には全て裏付けがないことが明らかになった。
そもそもこの文書を作るに当たっての情報提供者が、この文書をまとめたスティール氏が雇用した契約社員であり、ロシア人でさえなかったのである。
FBIは「スティール文書」が全く信頼できないものであることを十分承知の上で、この文書の真実性を前提にしないと行えないはずのトランプ陣営に対する盗聴を行っていたわけだ。
FBIはトランプ陣営を一方的に不当に扱っていたのである。
さて、この話はどの程度まで報道されるのだろうか。
アメリカのマスコミの状況を考えた場合には、過剰な期待はしてはならないが、面白い展開になるかもしれない。
なお、ニューヨーク・ポストが報じたバイデン親子の疑惑の証拠について、バイデンを囲む集会では質問すら出ず、これに対する対応にバイデン陣営が窮していることも明らかになった。
元ニューヨーク市長でトランプ大統領の顧問弁護士をおこなっているジュリアーニ氏は、バイデン親子の中国に関する爆弾も近々投入することを予告している。
リベラル派との戦いは山場を迎えている。
この件と関わる動画をYouTubeに見つけたので、このブログの下の方に貼っておく。よかったら見てもらいたい。
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Fox Businessからの引用画像(FOXが報じたスティール文書につながる流れ)
https://s1.dmcdn.net/v/MKuBK1P-3LNO7Uws6/x1080
Fox Newsからの引用画像(トランプ陣営とクリントン陣営でFBIの対応が全然違ったことを証言するグラハム上院議員)
https://abcnews4.com/resources/media/61375ead-2f8e-4e0a-a070-b0de5fef765c-large16x9_LindseyGrahamonFoxNewsWCIV.PNG?1598203715699
フォーブス・ジャパンの記事からの引用画像(ジュリアーニ氏)
https://2019.images.forbesjapan.media/articles/13000/13051/photos/410×615/781ffb9b4c471a6850804fc8fa639451.jpg
機密解除により明白になったトランプロシア疑惑の捏造
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