外交

迅速合意なければ、トランプ政権は対中摩擦を激化させる?? (朝香 豊)

”China 2049″の著者としても知られる、ハドソン研究所の中国戦略専門家マイケル・ピルズベリー氏は、対中政策についてトランプ米大統領に非公式に助言しているアドバイザーでもある。

このピルズベリー氏が、貿易協定が迅速に合意されない場合には、トランプ大統領には中国との貿易摩擦を激化させる用意があると述べた。

ピルズベリー氏は、さらなる対中関税の引き上げは可能で、低水準の関税を50%や100%に引き上げる可能性もあると指摘した。

アメリカ側からのブラフだろうと思われるが、足元の経済が弱っている習近平政権に与える心理的ダメージは大きいだろう。

人民元安に伴い、中国では輸入品の国内価格が上昇している。これが食料品価格全般の上昇に繋がり、豚肉に至ってはアフリカ豚コレラの大流行もあって、70%も上昇している。こうしたことが庶民の生活を直撃していて、不満が強い。

この揺さぶりに習近平側がどう応えるのかは、見ものだ。

これと関連する大紀元時報の記事

※ 日本再興のために、以下のバナーをポチッとしていただけると助かります。

無料メルマガ

最新情報やプレゼント特典などをメール配信しています!メルマガでのみ公開しているネタあり!今すぐ無料登録しましょう!

ピックアップ記事

  1. 中国は悪辣な独裁政権で自由国家に敵対的! 米政権が激しく非難!(朝香 豊)
  2. 持ち込み荷物 X線検査受けずに出国! ゴーン被告!(朝香 豊)
  3. 「優生思想で危険」だとNumber編集部に非難の声! いやいや、危険なのはむしろ…
  4. 中国、不動産バブル崩壊へ! 中国恒大集団が大幅値引販売実施!(朝香 豊)
  5. 進む中国のリトアニアいじめ! 徐々に広がる反発!(朝香 豊)

関連記事

  1. 経済

    次々外れる温暖化論者の不吉な予測! 恐怖に絡め取られることなく、冷静に見よう!(朝香 豊)

    人気ブログランキングへのご協力をよろしくお願いします!過去…

  2. 経済

    ビジネスマンは意外と脱中国化に賛成している! 日経新聞のアンケート結果!(朝香 豊)

    人気ブログランキングへのご協力をよろしくお願いします!日経…

  3. 安全保障

    新興国・発展途上国支援を、今こそ国策として追求しよう! (朝香 豊)

    人気ブログランキングへのご協力をよろしくお願いします!新型…

  4. 安全保障

    金正恩、「苦痛は怒りに変わった」とアメリカを批判!(朝香 豊)

    北朝鮮の金正恩委員長は、「アメリカをはじめとする敵対勢力がわれ…

  5. 安全保障

    「香港自治法」が成立! 運用は米大統領選挙の結果次第!(朝香 豊)

    人気ブログランキングへのご協力をよろしくお願いします!…

  6. 経済

    深圳の一等地マンションが1億円の値下がり ! バブル崩壊につながるか?(朝香 豊)

    人気ブログランキングへのご協力をよろしくお願いします!深圳…

無料メルマガ

おすすめ記事

  1. Huawei のロゴ

アーカイブ

  1. 安全保障

    北朝鮮がICBM用の地下鉄道を設置! 地上からの監視が困難に!(朝香 豊)
  2. 安全保障

    バイデン政権が打ち出した総額2兆ドル(220兆円)の大型投資! 日本も見習え!(…
  3. 人権・民主主義

    香港警察は警官の発砲で瀕死に陥った高校生を「暴動罪」で起訴! 証拠をでっち上げか…
  4. 経済

    原油WTI先物が一時マイナス40ドルに! 壊れる世界経済!(朝香 豊)
  5. 人権・民主主義

    香港人に英国の完全な市民資格を与える政策を、イギリス保守党が検討か?(朝香 豊)…
PAGE TOP