中国メディア「財新網」は、新型コロナウイルスの遺伝子解析が、すでに昨年12月段階で様々に進んでいながら、これらの情報公開に中国政府が背を向けていたことを報じた。
報道によると、最も早く遺伝子解析が終了していたのは、なんと12月27日のことだそうだ。
12月24日に検体を広州市の遺伝子解析会社に送り、27日には結果が出ていた。
この解析会社は、27日と28日に解析結果を武漢市中心医院と政府の疾病管理部門にそれぞれ報告していたのである。
また別の検体が、12月27日に北京市の遺伝子解析会社に送られ、30日には「SARSコロナウイルス」との検査結果が病院側に報告されていた。
なお、この報告結果をSNS上にあげたことで拘束され、始末書を書かされたのが、亡くなった李文亮医師だ。
このようにすでに12月の段階で、新型コロナウイルスがSARSウイルスに類似する危険なものだということは判明していた。
そしてそのことは、病院関係者だけなく、衛生当局も理解していたわけだ。
だが、1月1日に武漢市衛生健康委員会の幹部は、遺伝子解析会社に対して、ウイルスの検体を廃棄し、遺伝子情報や研究論文の公表や、新たな検体の検査も行ってはならないと命じた。
国家衛生健康委員会も1月3日、各病院や関係部門が、国に指定されたウイルス研究機構を除き、他の機構や個人に検体を提出してはいけないと定めた。
このウイルスに関して人工合成したのではとの疑いを掛けられている武漢病毒研究所も、ウイルス検査の中止と検体の廃棄を要求された。
中国政府はこのウイルスがSARS系の危険なウイルスであることを理解しながら、どうしてこの情報をすぐさま公開して必要な対策を打たなかったのか。
それどころか、検体の廃棄や新たな検体の検査の禁止をさせたのか。
遺伝子情報や研究論文の発表まで禁止したのか。
このウイルスが中国政府が作り出した人工的なものだということがバレることを、何とか防ぎたいと中国政府が考えたとみるのが、自然な流れのように思われる。
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