中国共産党の習近平総書記を国賓として招くことに自民党の外交部会が反対する立場を示したことに、次期総理候補の一角だと考えられている石破茂氏が異論を挟んだ。
石破氏は、香港や尖閣諸島などの問題について「言うべきことはきちんと言うことも必要だ」としながらも、「総理が国賓としての来日を要請した、お招きしたということは事実としてあるわけで、それをやめてくれということはこれから先どういうことになるのかということもよく考えねばならんことです」、「礼儀は礼儀として、きちんと尽くさねばならない」との「考え」を示した。
「礼」をもって接しても、「礼」をもって返してくることのない相手に何を言っているのか。
百万人以上のウイグル人を強制収容所に入れ、生きた人間から平然と臓器を取り出すことで金儲けを行い、50年間は自由な香港を維持するとした約束を完全に破り、国際仲裁裁判所の裁定を無視して南シナ海の軍事拠点化を推し進め、知的財産権を侵害しまくって経済的にのし上がり、我が国の領土である尖閣諸島周辺に87日も連続して侵入してくる相手に、何を言っているのか。
この発言によって、石破氏には政治的な信念がなく、単に総理の椅子に座りたいだけの人物でしかないということが、より明瞭になったと言えるだろう。
親中的な姿勢を示すことで、党内に絶大な影響力を持つ二階幹事長の後ろ盾を得ることが、総理に近づく道だと、石破氏は考えたわけだ。
だがそれはまさに猿知恵でしかない。
自由陣営の一角としてアメリカにつくのか、それとも自由と民主主義を犠牲にして中国につくのかの選択が、今後さらに厳しく問われていくという時代の流れが見えていないからだ。
アメリカは連日にわたって様々な立場から、中国の脅威について警告を発している。
中国のヤバさをより明瞭に認識していくように、アメリカが意識的に情報戦を展開しているわけだ。
香港の国家安全法のあまりにひどい中身は、国内の反日マスコミも取り上げないわけにはいかなくなった。
今後も米中間には様々な応酬があり、そうした報道が積み重ねられていく中で、国民世論は中国のヤバさにますます気づく方向に変化していく。
こうした情報戦の中で、自民党の議員の意識だって変化していかざるをえない。
アメリカはそういう意識変革が起きるように、意図的に仕掛けているのだ。
そういう流れが展開していくことに石破氏は気付かず、目下強大な影響力を持つように見える二階幹事長にすり寄ることが、総理への近道だと思ってしまったわけだ。
次期総裁選挙が開かれる頃には、親中派の勢いが大きく失われる結果になっていることが読めていないのだろう。
安倍総理との違いを際立たせて、二階幹事長の歓心を買おうという考えしかない人間の悲惨な末路がどうなるか、楽しみに見ていこうではないか。
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