安全保障

中国のハニトラにかかった下院議員! ペロシは擁護!(朝香 豊)


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米下院共和党の院内総務(共和党のトップ)であるケビン・マッカーシー議員は、中国共産党の女スパイの情報収集に協力したと報じられている民主党のエリック・スウォルウェル下院議員について、下院の諜報委員会から追放すべきだと強く主張した。

この女スパイは中国国家安全部所属のクリスティーン・ファングで、2011年から5年間に複数の議員や市長と性的な関係を持つなどして情報収集を行っていた。

スウォルウェル議員ともカルフォルニア市議時代に接近し、彼との性的関係を持った上で下院議員に当選するように選挙活動の資金集めなどを通じて支えたとされる。

だが、FBIの捜査対象であることが判明してから、彼女は中国に逃亡した。

これに対してナンシー・ペロシ米下院民主党院内総務は、共和党は自分たちの議員団の中にQアノン本人がいるという不都合な事実から人々の意識をそらすために、この問題を焚きつけているだけだとして逆に共和党側を非難してみせ、「スウォルウェル議員については何の心配もしていない」と彼については完全に擁護した。

スウォルウェル議員本人もCNNの番組に出演して、トランプ批判を続ける自分に対する中傷だとほのめかした。

だが、彼がこの女スパイと深い関係にあったのは事実であり、実際中国に対して甘い姿勢を持ってきた。

例えば、最近ラトクリフ国家情報長官が中国のスパイ活動に関する警告を頻繁に行っているが、このラトクリフ国家情報長官を批判していた議員はスウォルウェル議員くらいである。

なぜ今でも親中派から離脱できないのだろうか。

さらに問題なのは、スウォルウェル議員は下院の諜報委員会に所属し、国家の機微な情報に接しうる機会が多いことである。

諜報委員会からの追放は当然であり、むしろ議員としては追放すべきではないのか。

そしてこんなことは共和党側にわざわざ指摘されるまでもなく、民主党自身で決着をつけるべき問題なのではないか。

ここまで発覚しながら甘い対応を続けるところに、米民主党の闇が見える。
 
 
 
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ネタ元のheadlines360の記事
https://headlines360.news/2020/12/11/pelosi-defends-swalwell-after-his-ties-to-alleged-chinese-spy-are-revealed/
スウォルウェル議員と女スパイのファングの引用画像
https://i.ytimg.com/vi/gF_UBfdxXlc/maxresdefault.jpg
ケビン・マッカーシー共和党下院院内総務の引用画像
https://fm.cnbc.com/applications/cnbc.com/resources/img/editorial/2018/04/17/105138050-GettyImages-918198526.jpg?v=1568034453
ナンシー・ペロシ民主党下院院内総務の引用画像
https://afpbb.ismcdn.jp/mwimgs/b/9/-/img_b964376f5ed3c385176ada9017da3252136504.jpg

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