原田環境相兼原子力防災担当相は10日の記者会見で、福島原発の処理水について、「安全性科学性からすれば、これはどうもね、大丈夫なんだ」、「思い切って、(海に)放出して、希釈する以外に、ほかにあまり選択肢がないな」と発言した。
これについての報道する会社の姿勢にはかなりの差がある。一般に日本の報道各社は「処理水」という表現を使っているのに対して、朝日新聞は「福島第一原発の汚染水「海に放出以外ない」 原田環境相」との見出しを付け、「汚染水」と表現した。これは韓国系メディアと同じである。朝日新聞の底意地の悪さが改めて示された形だ。
ただ、腰の引けた日本政府にも問題は大ありだ。日本政府は、トリチウム水がいかに安全なものかという科学的な情報開示を行っていない。
同じベクレル値であれば、トリチウムには人体に対する影響は放射性セシウムの1/300から1/1000しかないという基本的なことすら、大半の人は知らないだろう。海洋放出した場合に、海洋拡散でどの程度まで希釈されるかを具体的に示すこともしていない。徹底した真実の拡散が問題を解決するということに、もっと信頼を置いてもらいたいものだ。
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