人権・民主主義

香港警察は警官の発砲で瀕死に陥った高校生を「暴動罪」で起訴! 証拠をでっち上げか?(朝香 豊)

警官に左胸を拳銃で撃たれ、いっときは瀕死に陥った男子高校生を、香港警察は「暴動罪」と「警官襲撃の罪」の容疑で起訴した。

男子生徒が当時「金属製の棒」で警官を殴打しようとしたと香港警察は主張して、自己正当化を図っているが、香港警察が証拠をでっち上げている可能性も指摘されている。

警察側の言い分は、この高校生が「金属製の棒」で警官を殴打しようとしたために、命の危険を感じた警官が身を守るためにやむをえず発砲せざるをえなくなったというものだ。

だが、当日の事件の様子を記録した映像を確認すると、この高校生が持っていたものと思われるプラスチック製の管が現場に落ちていたことがわかっている。

そしてこの高校生の応急処置を行なった警官がこのプラスチック製の管を、その場で証拠集めをしていた私服警官に差し出そうとしていた時に、別の警官に呼び止められて、その管を回収しなかった様子も映っていた。

このため、この高校生の起訴は不当なものではないかとの批判が香港で起こっている。

なお、警官が使用する警棒について、香港警察は「中レベルの武器」から「低殺傷力の武器」に変更して、警棒の使用できるレベルの引き下げを行なった。また、「致命的な武力攻撃」に関する定義についても、「身体的な重症をもたらす場合」だけでなく、「もたらす恐れがある場合」にも拡張して、警察が実力行使できる幅を大きく広げた。

香港で使用可能な警察権力はさらに拡大され、これに伴う香港市民の反発もさらに高まることが予想される。

これに関連する大紀元時報の記事https://www.epochtimes.jp/p/2019/10/47897.html

※ 日本再興のために、以下のバナーをポチッとしていただけると助かります。

無料メルマガ

最新情報やプレゼント特典などをメール配信しています!メルマガでのみ公開しているネタあり!今すぐ無料登録しましょう!

ピックアップ記事

  1. キャリー・ラム行政長官の意味深な発言は、中国政府の思惑に制限をかける狙いかも
  2. ソ連は欧州を解放した! 今なお時代錯誤な朝日新聞!(朝香 豊)
  3. 尖閣諸島の危機的な状況に目を覚ませ!
  4. 笑えないレベルにまで向上した北朝鮮のミサイルシステム
  5. NHKの「家族や友人などのレンタルサービス」のやらせ番組、ようやくBPO審議入り…

関連記事

  1. 人権・民主主義

    香港立法会選挙1年延期! 進む中国の切り離し!(朝香 豊)

    人気ブログランキングへのご協力をよろしくお願いします!香港…

  2. 人権・民主主義

    BBCが香港に関する番組を数多く制作! この番組もぜひ見てもらいたい! (朝香 豊)

    BBCは「香港でなぜ抗議が続くのか アイデンティティーの危機」…

  3. 人権・民主主義

    韓国大統領府が家宅捜索を拒否! 検察最後の意地を力づくで潰す!(朝香 豊)

    人気ブログランキングへのご協力をよろしくお願いします!韓国…

  4. 人権・民主主義

    「武漢日記」著者に中国内で大バッシング! 裏切り者! (朝香 豊)

    人気ブログランキングへのご協力をよろしくお願いします!方方…

無料メルマガ

おすすめ記事

  1. Huawei のロゴ

アーカイブ

  1. 道理

    五輪打ち上げカラオケ事件でテレビ朝日が処分発表! これで幕引きは許されない!(朝…
  2. 安全保障

    実際の感染者数は、やはり中国発表の100倍で考えるべき! 新型コロナウイルス!(…
  3. 安全保障

    アリゾナ州もドミニオンの調査へ! トランプ勝利への道!(朝香 豊)
  4. 安全保障

    アフリカ政府庁舎は中国の盗聴器だらけか? ヘリテージ財団が警告! (朝香 豊)
  5. 人権・民主主義

    不正選挙に使われたUSBが紛失状態! ペンシルバニア州公聴会!(朝香 豊)
PAGE TOP