ドイツのメルケル首相は、5Gの導入でEUは一致して取り組むべきだとの考えを表明した。
まずはドイツとフランスで共通の方針を定め、これをもとにEU全体での共通認可の仕組みを作るべきだとの立場だ。
メルケル首相の属する「キリスト教民主同盟」の党大会で、ファーウェイ製品の利用について慎重な意見が相次ぎ、連立パートナーの「社会民主同盟」でも慎重な意見が出ていることを念頭に置いたものだと思われる。
現在フランスは5Gでのファーウェイを容認する立場であり、ドイツも先月の段階では容認姿勢だった。
最近の香港やウィグルをめぐる状況や、オーストラリアに亡命した中国の元スパイの証言などから、中国に対する警戒感が急激に高まってきたことで変化が生じてきた。
ドイツで警戒感が高まっていることは、好ましい変化として受け止めたい。
ただ、貿易量の多い中国との関係を重視する立場からは、条件付き容認が落としどころになりかねず、楽観は禁物だ。
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ネタ元の産経新聞の記事https://www.sankei.com/economy/news/191128/ecn1911280027-n1.html
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