アメリカの農務省によると、今年の北朝鮮のコメ収穫量は昨年から約13%減少したと見込んでいる。
国連も、過去10年間で最悪の収穫量だとし、全人口の約4割にあたる1010万人に対して緊急の食糧支援が必要な状況だと考えている。
このように食糧需給が逼迫する中、軍に配給する軍糧米の徴収が難航し、トラブルが相次いでいるようだ。
協同農場の管理委員長や村の党委員長を集めた上で、朝鮮労働党の幹部は「計画量どおりのコメを上納せよ」との書類に署名を求めた。
だが、地域によっては昨年の半分の収量もない場所もあり、そういうところでは計画量どおりの軍糧米を差し出すことはできないと、強く拒絶した。
軍が強行すれば、農民は生きていくすべがなくなり、夜逃げすることなる。それは来年以降の農業生産高に影響してくる。それでもよいのかと、撤回を求めた。
それでも軍糧米を確保しなければならない軍は会議場の扉を封鎖し、「書類に署名しなければ家に帰さない」として、管理委員長らを監禁した。
暖房も切られ、水や食べ物が一切運び込まれない状態で、50時間にも及ぶ監禁が続いた。
別の地域では、兵士が空砲を撃って脅した上で、実弾の装填された銃を農民に向ける事態も発生している。
この一方で、核ミサイル開発には潤沢な予算が割り当てられ、開発はどんどん進んでいる。
我々はこんな北朝鮮に食糧援助をするべきなのだろうか。
体制の転換が進むことを、願わずにいられない。
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