人権・民主主義

周庭さんは中共とつるんでいる工作員?? 冷静に見よう!(朝香 豊)


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周庭(アグネス・チョウ)さんに対する疑念・反発が、フェイスブック上で予想以上に強いことを知って、正直に言えばかなりのショックを受けた。

今までに彼女は民主派の動きを撹乱するために送られた中国共産党の工作員だという話を聞いたことは何度かある。

彼女が香港の独立というもともと行っていた主張を、いつしか取り下げたことが気に入らないのかもしれない。

今回の逮捕劇についてもおかしな点がいくつもあるという指摘があり、丸一日程度で保釈されたこと自体も怪しいという見解も目にした。

香港の民主派政党の「香港衆志(デモシスト)」の解散にあたっては、党に残っていた活動資金の残金は、黄之鋒(ジョシュア・ウォン)氏と彼女の個人口座に分割して振り込まれたという話だが、これもまた、否定的に捉えられる向きがあるようだ。

彼女が日本の主流派メディアや左翼政党などとも様々に接触していることを、快く思わない人も多い。

こうした様々な点から彼女を否定的に見る見方があるのは一応理解していたつもりだが、ここまで強いとは正直思っていなかった。

ここで彼女を否定的に捉える方に私が尋ねたいのは、彼女がいることで香港の民主派にどんなデメリットが具体的に生まれ、中国共産党を利する作用としてどんなことが生じたのかという点だ。

彼女が「民主の女神」と持ち上げられ、日本の「リベラル」地上波テレビの取材に快く応じ続けてきたことが、香港の民主化に否定的に作用したのだろうか。

今回の彼女の逮捕と保釈は、香港のことを日頃はあまり積極的に報道しようとしない日本のテレビ局でもきちんと取り上げられたようだが、それは香港の問題を日本の人たちに伝えるのに大いにプラスの作用を果たしたのではなかったか。

私は彼女が右も左も問わずに、自分の主張に耳を傾けてくれるマスコミとの関係を、時間をかけて徐々に深めてその存在感を高めていったことは、香港の民主派にとって非常に大きな役割を果たしてきたと思う。

さて、中国共産党内部には習近平総書記を快く思わない勢力も存在する。

そうした勢力が反習近平運動の一環として彼女の存在を利用しようとすることはありうる。

そしてそういう流れの中で彼女が利用されたら、彼女は中国共産党の工作員だということになるのだろうか。

むしろそういう動きがあるとすれば、それは中国共産党内部の分裂を誘うという点では、むしろ民主派には好都合なのではないだろうか。

そもそも彼女を様々な形で貶める情報工作は、中国共産党の側からは当然仕掛けられてくるであろう。

彼女を否定的に捉える見方は、この動きに乗ったものにはならないだろうか。

彼女を否定的に捉える動きが生じた場合に、一体誰が得をして、誰が損をするのだろうか。

このあたりを冷静に考えてもらいたいのだ。

さて、彼女が自分を支えてくれる「パトロン」を求めているのは、自己利益を求めているからではないかと疑う人もいるようだ。

私は、仮にそうだったとしても全く構わないという立場だ。

彼女には無数の「パトロン」がいるという情報が、香港民主派の力になり、中国共産党にとっての脅威になるからである。

彼女が求めているのは1人あたり1ヶ月数百円程度の「パトロン」だ。

こうした「パトロン」が仮に10万人集まっているということがあれば、身銭を切って彼女を支えている人が10万人もいるということになり、それが香港民主派の大きな支えになる。

中国共産党はそれだけのバックのいる彼女に対してひどい扱いをすることは難しくなる。

ちなみに、中国共産党は彼女の口座を凍結することくらいいつでもできるから、集まっている金額がそのまま彼女が自由に使える金額になるわけではない。(すでに凍結されたという話もどこかで見た気がするのだが、現在確認できず。)

私が彼女が求める「パトロン」活動を応援するのは、まさにこの香港民主派の大きな支えになるという意味合いからだ。

彼女がどれほど大きな相手と戦ってきたのか、それがいかに怖いことであるか、想像してもらいたい。

だから私は彼女のことを「環境保護運動家」のグレタさんと同列に考えることには大いなる違和感を感じる。

グレタさんは安全なところから好き勝手なことをヒステリックに話しても、何も問題になることはない。

そしてそれがそのままビジネスに直結する。

周庭さんは、自分の言いたいことを好き勝手に話すわけにはいかず、今は国家安全法との兼ね合いでさらに使う言葉を慎重にしなければならなくなっている。

彼女のような目立つアイコンを作り出すというのは、香港民主派が世界中の関心を集めるために必要だったのではないだろうか。

彼女は自分が求められる役回りを自覚した上で、その役割を果たしてきたのだと思う。

そしてそういう役割を果たせば、彼女に対して口さがない批判が及ぶことも、恐らく承知の上で引き受けたのではないかと思う。

私は多くの仲間に、私と一緒に彼女を応援してもらいたいと思っている。

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日テレNews24からの引用画像(周庭氏)
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AFPBBからの引用画像(香港衆志(デモシスト)解党)
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YouTubeのサムネイル画像(周庭氏保釈を報じるテレ東)
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ビジネスジャーナルからの引用画像(グレタさん)
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