今回の大統領選挙における不正を、まさにユニークな観点から解き明かした数学者が登場した。
この数学者はボビー・ピトン氏で、アリゾナ州での公聴会で証言した。
ピトン氏はペンシルバニア州で投じられた900万8753票の有権者記録を調べて、これらの投票が521,879の姓の人によって投じられたことを確認した。
この521,879の姓のうちの47%弱の245,033の姓は、他に同一の姓を持つ人がいないことを確認した。つまり、同じ姓を持つ親、兄弟、親戚すら全くいないのである。そんな人がこんなに大量に存在するのだろうか?
また、全米でよく使われている姓トップ1000に該当する姓の人を調べてみると、900万8753票の投票数から統計的に推定される人数よりもペンシルベニア州で投票した人は69万5430人少ない形になる。例えばスミスの姓を持つ人は14776人少なく、ウィリアムの姓を持つ人は19591人少なく、ジョンソンの姓を持つ人は30830人少ない計算になる。
このようにして、ピトン氏は今回の選挙の異常性を明らかにした。
統計学を使ったものでは、バイデン陣営の票の出方がベンフォードの法則に従っていないという形で選挙不正を示唆するものもあったが、ピトン氏はこれとはまた別の形で今回の選挙の不正を示したことになる。
細かい部分がわからないので厳密にピトン氏の議論が成立するかどうかは断言できないが、非常に興味深い調査結果であるのは間違いない。
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