全米バイオテクノロジー情報センター(NCBI)は、中国の武漢で発生した新型コロナウイルスが、コウモリが保有するSARS系のウイルスの近種であることを確認した。
ゲノム配列を完全に読み取った結果だ。
この情報を受けて、香港のHong Kong Bilingual News(香江日報)は、この新型コロナウイルスが中国政府のバイテロではないのかとの疑いを報じている。
この報道は以下のように説明している。
コウモリのコロナウイルスが人間に感染する可能性はほぼゼロだが、このように感染を引き起こしているわけだから、遺伝子組換えが起こっている。
だが、自然界で起こる遺伝子組み換えがウイルスの外膜のタンパク質に変異が生じないで発生することはまずありえないから、今回のものは人為的であるというのが唯一の説明になる。
コウモリのSARS系のウイルスの”AVP78033.1″と武漢の新型ウイルスの”QHD43418.1″の外膜タンパク質は、全米バイオテクノロジー情報センターのツールを使うと、100%一致している。
武漢にはウイルス研究所があり、数千羽のコウモリから2007年から集めてきたサンプルを使って遺伝子実験を行なってきた。
中国科学アカデミー自身の説明によれば、この研究所はまさしく新型コロナウイルスのような危険な病原体を調査するためのものである。
中国政府は反中国共産党系の民主派の香港市民に対するバイオテロを行うのに、このウイルスを使うことを意図した。
そしてそれはアメリカをはじめとする自由世界を破壊することも意図した。
だが、何か手違いがあって、この新型ウイルスがまだ中国本土にある中で漏れ出し、自分で自分の首を絞めることになった。
アメリカのラトガース大学の分子生物学のリチャード・エルブライト氏は、SARS系のウイルスが何度も北京の同様の施設から漏れ出ていることを指摘している。
なお、2017年に武漢ウイルス研究所のスタッフが、「low G+C contentの、新種のコウモリのアデノウイルスが、アデノウイルスの進化に新たな光を投げかけた」とする論文を発表している。
2019年の研究では、やはり武漢ウイルス研究所のスタッフがコウモリから採取した株の合成に成功し、それをpUC57ベクターに差し込んだとの論文を発表している。
ここまで具体的に示されると、単なる謀略記事とは思えないと感じた。
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これのネタ元のHong Kog Bilingual Newsの記事
https://www.hkbnews.net/post/wuhan-coronavirus-bat-sars-like-coronavirus-biological-warfare-launched-by-china-acc-ncbi-usa
画像はDODLIVEのサイトから
https://www.dodlive.mil/2013/11/02/aws-saturday-battling-biological-warfare/
https://science.dodlive.mil/files/2013/11/Caution-Biowarfare.jpg
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