アメリカのバイオ製薬会社のギリアド社が開発した「レムデシビル」は、新型コロナウイルス感染症に効果が高いことが指摘されている。
アメリカ国内ではまだ薬としては承認されておらず、トランプ大統領は承認作業の迅速化を、安全審査を行うFDA(アメリカ食品医薬品局)に促している。
ギリアド社は、「儲けるより人の命を」との立場から、新型コロナウイルスの感染拡大で大変な状況に陥っていた中国に対して、「レムデシビル」の薬剤の成分構成を無償で提供した。
この「レムデシビル」は、ギリアド社がこうした無償提供を行った直後の2月4日に、「武漢病毒研究所」(武漢ウイルス研究所)によって中国国内で特許申請されたことは、知っている人も多いだろう。
さて、この「レムデシビル」が「中華神薬」の名前でイタリアに輸出され、著しい効果が出たと、中国国内では報道されていることが明らかになった。
ギリアド社の名前など一切なく、「浙江省産の神薬」として紹介されているという。
もともとはギリアド社が開発したものだという内実を知ったら、大抵の人は中国政府の厚顔無恥なやり方に不愉快な思いを持つことになるということが、中国共産党には見えていないようだ。
ギリアド社やアメリカ政府が中国側を非難しているという報道は見かけていないので、特許については何らかの合意があるのかもしれない。
だが、ギリアド社について一切触れることなく、「浙江省産」を謳い「中華神薬」の名前を平気で付けられる神経には驚かざるをえない。
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