北朝鮮は「非常に重大な試験に成功した」と発表した。
新型ICBM用の、固体燃料対応のロケットエンジンの実験だったと見られている。
これを受けてトランプ大統領は、「金正恩氏は頭が良い。彼が敵対的な行動を取った場合、事実上全てを失うという事実を知っているはずだ」、「彼はわたしと共にシンガポールで強力な非核化協定に署名した」、「約束通り非核化をしなければならない」と釘を差したが、このような脅しに怯むような北朝鮮ではない。
北朝鮮は「交渉のテーブルから非核化というイシューは消え去った」と主張し、非核化の放棄を公式に宣言した。
そもそも北朝鮮は米国に「クリスマスプレゼント」を贈ると予告し、その中身は米朝協議の結果によって決まるとしていた。
一連の流れからすると、「クリスマスプレゼント」は固体燃料ベースの新型ICBMの発射実験で、アメリカ本土を射程に収めている実力を誇示するものと思われる。
エスパー国防長官は、「対話は常に開いている」としながらも、「今夜出て行って戦い勝てるよう常に準備しておく」とも述べ、臨戦態勢を整えているとした。
だが、アメリカが現状で北朝鮮有事の臨戦態勢を整えているとはとても言えないし、現状で韓国軍が米軍の行動に協力的に動くことも期待できない。
こうした実情を北朝鮮は見切っていると思われ、それゆえに強気の姿勢を崩していないのだろう。
枕を高くして寝られる状況で年明けを迎えるのは、難しくなったのではないだろうか。
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これのネタ元の朝鮮日報の記事
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2019/12/09/2019120980032.html
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