台湾総統選挙での蔡英文氏圧勝に関して、中国国営新華社通信は、蔡氏と民進党が「不正行為や抑圧、脅迫などの汚い小細工を用いて得票し、身勝手で強欲、邪悪な本性を完全に露呈した」とし、「これはどう見ても正常な選挙ではない」と酷評した。
ナンチャッテ選挙しかやっておらず、何かにつけ「不正行為や抑圧、脅迫などの汚い小細工」を常に弄している中国が、「これはどう見ても正常な選挙ではない」と酷評しているのは滑稽だ。
そもそも今回の蔡英文氏の圧勝の背景には、中国が経済面・軍事面・外交面で台湾に過激な圧力をかけて来たことに対する、台湾人の反発が強くあることを理解したほうがいいだろう。
「一国二制度」を受け入れた香港への対し方のあまりの酷さに、台湾人はとても中国との距離を縮めようとは思わなかったということも、素直に認めるべきではないだろうか。
中国共産党の機関紙の環球時報は、「中国本土が徐々に力を増す一方、台湾島が徐々に力を弱めているのは避けられない現実だ」としているが、本格的な経済破綻が始まった中国が今後急速に力を失い、それに伴って大きな社会的混乱を迎えるのが現実ではないだろうか。
その現実の中では、中国との関係を太く持っていることがそのままリスクなるのであり、むしろ中国経済とのつながりを弱めておくことが台湾の傷を深くしないための処置になると考える。
なお、これと同じことは日本にも言える。
対中政策の抜本的な転換を望みたいものだ。
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