9月19日に福建省のアモイ市で開幕する中台間の民間交流イベント「海峡フォーラム」に、台湾の国民党は今年は代表団を送らず、党としては参加しないと発表した。
国民党は6日に開いた党大会で「一国二制度」への反対を打ち出した。
これは中国政府にとって衝撃だったのだろう。
中国国営の中国中央電視台(CCTV)は、国民党が「一国二制度」への反対を表明した上でこのフォーラムに参加することについて、「国民党は中国に許しを求めるために来る」と報道した。
この報道に国民党側が反発し、今年は党としての代表団を送らないことを決めた。
現在台湾では国民党が中国に接近しすぎているという警戒感が強い。
この中で国民党が中国側のこの報道を見過ごすようなことになれば、その支持を間違いなく失うことになる。
台湾の世論が反中に傾く中で、国民党としても中国の横暴に対して強く出るしかなくなったと言える。
現在の台湾の世論の動きがよくわかるではないか。
「海峡フォーラム」は2009年から毎年開催され、今年で12回目を迎えるが、国民党が参加しないのは今年が初めてのことだ。
国民党としての参加はなくなったが、国民党員が個人の資格で同フォーラムに参加するのは妨げられていないので、参加する者も出てくるだろう。
今年の同フォーラムは、親中派のレベルを測るリトマス試験紙になりそうだ。
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ネタ元の日経新聞の記事
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO63818120U0A910C2FF8000/
日本東方新報からの引用画像(海峡フォーラム)
http://www.livejapan.cn/null/u/cms/www/201806/20180612182515932.jpg
産経デジタルizaからの引用画像(江啓臣国民党党首)
https://prt.iza.ne.jp/kiji/world/images/200307/wor20030719490017-p1.jpg
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