前回の武漢でのWHOの調査団を率いたピーター・ベン・エンバレック氏は、調査団の中にいた中国の団員(複数)が、ウイルスの起源を武漢ウイルス研究所に結びつけることに反対し、調査団の調査結果に影響を及ぼしていたことを明らかにした。
中国の団員たちは研究所漏洩説は「極めてありえない」とし、研究所についてさらに調査することに反対した。結局、研究所漏洩仮説についてさらなる調査を推奨しないという条件付きで、報告書の中に研究所漏洩説について触れることに同意されたという。
エンバレック氏はヒューマンエラーによる漏洩はありえたが、中国の政治システムによってそれが認められなかったことをほのめかした。
7月になってWHOのテドロス事務局長も、ウイルスの起源について研究所起源説を除外するのは時期尚早だと述べていたが、WHOの中では中国の言うことにこれ以上付き合うわけにはいかないという流れが生まれているのだろう。
おそらくはWHO以外でも同じような流れができてきているのではないかとも推察する。
興味深い傾向である。
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news.yahoo.comの記事
https://news.yahoo.com/expert-says-chinese-officials-pushed-190751654.html
エンバレック氏の画像
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