アメリカ国立衛生研究所(NIH)がNIHの研究に関与している189人の研究者を調査した結果、70%に相当する133人の研究者が外国からの資金収入を報告せず、54%に相当する102人の研究者は海外の人材招致プログラムへの関与を隠していたことが明らかとなった。
189人の大半(82%)はアジア系の研究者だとぼかされているが、中華系の研究者を主対象にして調査が行われたことがわかる。
この結果、NIHは77人の研究者の助成金申請資格を剥奪し、54人の研究者を解雇した。
秘密裡に得ていたお金のうち93%は中国の機関からであり、中国共産党が米学術界への浸透工作を極めて激しく行っていたことが、これまで以上に明白となった。
NIHは調査対象を広げる計画で、現在さらに399人を懸念対象としている。
さて、NIHが関与しているのは、科学全体から見ればほんの一部分でしかなく、科学界全体への中国共産党の浸透ぶりはどれほど大きいものであろうか。
そしてこれは決してアメリカの研究者だけが狙われたものではないだろう。
日本の研究者に対してはどのくらいの浸透が見られるのだろうか。
日本が自分たちの知的財産をアメリカ以上にしっかり守っているとはとても思えないが、日本政府はこれをきちんと調査するつもりはあるのだろうか。
日本政府の姿勢が問われている。
もしよければ、無料のメルマガの登録もお願いしたい。(このブログ記事の下↓に登録フォームあり)
※ 日本再興のために、以下のバナーをポチッとしていただけると助かります。
これのネタ元のScienceの記事
https://www.sciencemag.org/news/2020/06/fifty-four-scientists-have-lost-their-jobs-result-nih-probe-foreign-ties
画像はWikimediaから
https://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/1/1a/NIH_Building_10.jpg
無料メルマガ
最新情報やプレゼント特典などをメール配信しています!メルマガでのみ公開しているネタあり!今すぐ無料登録しましょう!