ウクライナ疑惑について、新しい動きが出てきた。
ただ、ウクライナ疑惑の概略が見えないと、わかりにくいと思うので、まずは概略から書かせてもらいたい。
ウクライナのガス会社「ブリスマ」の汚職の捜査を、ウクライナ検察は行っていた。
指揮を執っていたのは、当時のショーキン検事総長である。
「ブリスマ」の捜査を進めているショーキン検事総長を解任してもらいたい、しないのならアメリカがウクライナに約束している10億ドルの助成金は支払わないと、アメリカの副大統領だったバイデン氏がウクライナ大統領だったポロシェンコ氏に圧力をかけた。
この圧力を受けて、ポロシェンコ大統領はショーキン検事総長を解任した。
バイデン氏がショーキン検事総長の解任を求めたのは、息子のハンター・バイデン氏が「ブリスマ」の役員をしていたからで、彼は年間6000万円もの役員報酬を「ブリスマ」から得ていた。
そもそもハンター・バイデン氏が「ブリスマ」の役員となったのは、副大統領だったバイデン氏がウクライナ訪問の際に同行させて紹介したのがきっかけだ。
つまり、親子がグルになって「ブリスマ」と深い関係を持っていたと言える。
なお、このショーキン検事総長解任劇については、「オレが解任させたんだぜ」とバイデン氏が自慢気に語っている動画が出回っている。
以上が概略で、以下が新しくわかった動きだ。
解任されたショーキン氏の後に検事総長に就いたのは、ルツェンコ氏だ。
ルツェンコ検事総長には検察の意地があったようで、ショーキン氏解任後も「ブリスマ」の件を諦めていなかった。
そしてウクライナ検察が集めた証拠をアメリカ側に渡したいということで、知り合いのカミンズ弁護士を通じて、バーマン連邦検事との接触を試みた。
カミンズ弁護士はバーマン連邦検事に対して、少なくとも5回は連絡を取っていた。
この中で、「ブリスマ」を守るために、副大統領だったバイデン氏が影響力を行使していたことも伝えられていた。
そしてそれは、バイデン親子がアメリカの法律に違反している証拠とも言えた。
ルツェンコ検事総長はバーマン検事に直接会って説明する機会を作りたいと願っていた。
だがバーマン検事はこの話を断った。
カミンズ弁護士は、ルツェンコ検事総長がバーマン検事に会えないなら、バーマン氏より下級の連邦検事と面会させるのはどうかと提案したが、このメールに対してバーマン検事は返事をしなかった。
なお、ルツェンコ検事総長は、在ウクライナ米大使館やFBIを信用していなかった。
アメリカに出国するためのビザの許可が降りなかったからだ。
そして、アメリカの検事にも行く手を阻まれた。
こうしたバイデン親子をなんとしてでも守ろうとする政治的な動きに、ルツェンコ検事総長は失望していた。
ルツェンコ検事総長は別のルートでアプローチをする必要があると考え、トランプ大統領と近い関係にあるジュリアーニ弁護士との連絡を開拓した。
さて、最近アメリカでバーマン連邦検事が解任されるという事件が起こった。
バー司法長官がバーマン氏に辞職を求めたが、拒否されたため、トランプ大統領に願い出て、解任が決まった。
これが法律上の手続きとして成り立つのかが大騒ぎとなっていて、バー司法長官とトランプ大統領のいずれかが嘘をついているのだといった話が話題になっている。
アメリカの法手続きについては自分はわからないので、この件についてはコメントしないが、なぜバー司法長官がバーマン検事に辞職を迫ったかの根本の話について、アメリカのマスコミは追求すべきなのではないか。
この捜査が進み、バイデン氏の真実の姿が表にさらされても、バイデン氏が大統領に選ばれることになるのだろうか。
アメリカ民主党はどれほどの傷を負うことになるのだろうか。
いよいよ本丸の戦いが本格的に始まろうとしている。
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